さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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若者の結婚観

よしをです。

 

ときどき、独身の会社の部下や、取引先の若い担当者に、

それとなく、かれらの結婚観を聞いてみることがあります。

 

いずれ結婚したいという人は、少なくありません。

しかし、結婚を決断するためのハードルが、

すごく高くなっているように感じます。

つまり、結婚の前提条件が、

「いくつ(年齢)までに」、から、

「理想的な人がみつかれば」、に変化しているようなのです。

 

「理想的…」、そういう人が、見つかるといいんですが。

 

男性、女性ともに、同じような傾向があるようで、

わたしは、個人的に、女性の結婚観の変化の原因は、

「男女雇用均等法のせい」、と思っています。

(偏見かもしれませんが)

 

「女性は結婚するもの」、

「子どもを産むもの」、という、伝統的な価値観が崩壊し、

たとえば子どもについても、

「どうしても」、から、

「もし、できれば…」というレベルの認識に、変化しています。

 

実際問題として、

理想の相手が見つかる可能性は、どれだけあるでしょうか?

わたしの周りでは、

理想的な伴侶を見つけられた、という人はおらず、

「まあまあの人」と、結婚したケースがほとんどです。

 

「まあまあの人」と、知り合い、やがてお互いに情が移り、

一緒にいることに安心感が生まれ、

最終的には、お互いの欠点も認めて、結婚に至ります。

いわゆる、「割れ鍋にとじ蓋」のカップルがほとんどです。

 

かりに、お互いの理想が叶ったパートナー同士だとしても、

生活を同じくするうち、すれ違いもあれば、ケンカもする。

欠点が気になるし、相手を憎らしく思うこともあれば、

顔を見たくなくなるときだって、あるはずです。

 

それらの日常の小さな事件を乗り越えて、人生を共にし、

もし、子どもに恵まれたならば、

子どもに、自分の正しいと思う生き方を伝えること、

これこそが、人として生まれてきたことの使命ではないか、

とわたしは考えるのです。

 

優等生すぎますか?

でも、わたしたちの両親も、そうやって、苦しみながら、

結婚生活をおくり、わたしたちを育ててくれました。

 

 

結婚年齢があがっていることもあり、

子どもをもつことが、難しくなってきました。

また、最初から、子どもはつくらず、

夫婦二人で生きていくことを決めているカップルもいます。

子どもを望んでいても、

残念ながら、物理的に難しい夫婦もいらっしゃいます。

わたしは、それぞれの生き方を否定する立場にありません。

 

しかし、経済的な理由で、出産を断念する夫婦があれば、

「二人で努力すれば、何とかなる!」と、アドバイスしたいです。

 

子どもをもつことは、自分の時間を犠牲にすることです。

現在、独身の人にとっては、

想像するだけでも、苦痛を感じると思いますが…。

 

両親が、同じ苦労をしてきたから、わたしたちは、「ここにいる」。

真理は、そういうことです。

 

若い人だけでなく、

わたしと同世代の、40~50代の独身者もたくさんいます。

子どもをもつことは難しいかもしれませんが、

かれらが歳をとって、一人きりになったとき、

自分の人生を後悔しないように、

パートナー選びのアドバイスができたら、と思います。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。