蚊との戦い
よしをです。
わたしの住む町は、古くからの住宅街です。
近くに、やぶや竹林があるわけでもなく、
上下水道も整備されていますが、やたらと蚊が多いのです。
我が家では、毎年GW頃から発生がみられ、
以後、半年以上にわたって、蚊害に悩んできました。
玄関前で、人の出入りを待ち構えていて、
わたしの帰宅に紛れて、必ず数匹が、家の中に入ってくるのです。
玄関や網戸に吊るすタイプの虫よけ商品も、
あまりの蚊の数の多さに、
充分効果が出なかったように思います。
ご存知のように、蚊は水たまりから発生します。
郊外の池や、林の中のちょっとした水たまりだけでなく、
街中でも、植木鉢や空き缶、
駐車場などで使われている、車止めの古タイヤなど、
ほんのわずかな水たまりがあれば、奴らは繁殖します。
わたしは、以前から、町内の蚊どもの発生源は、
昨年、我が家のすぐ近くの長屋が解体され、
今年は、蚊の発生がかなり減少しました。
やはり、古い家屋の小さな水たまりが原因だったようで、
昨年に比べると、蚊の発生は、
わたしの印象では、1/3程度に減っているように感じます。
しかし、完全に撲滅できているわけではありません。
何故かといえば、蚊は、排水溝からも発生するようなのです。
町内の公共の排水溝は、
ところどころ、ブロック板に空気孔が開けられています。
水は、雨の日には流れますが、普段は淀んだ状態です。
いくら蚊でも、
こんな汚い水の中で、生きていけるのかと、疑問に思いますが、
ところがどっこい、
ボウフラは水中のバクテリアを食べて成長するということで、
キレイな水より、むしろ有機物たっぷりの
汚れた水を好むらしいのです。
天敵の虫や魚がいない環境で、
奴らはのうのうと成長し、わたしたちを襲いにくるのです。
驚嘆すべき蚊の一生は、以下の通りです。
●成虫のメスは、一度に数十個~200個の卵を産む
●卵は1~2日で孵化、6~7日でサナギ、2~3日で羽化
●成虫は1か月ぐらい生き、メスはその間に3~4回産卵
町なかの水たまりには、
ボウフラを襲う天敵は、ほとんどいません。
したがって、一匹のメスが、最大800匹に増殖します。
その内、400匹のメスが、8万匹を産卵し…。
根絶が難しいはずです。
外で遊びたい盛りの、息子・Kの柔肌を守るためには、
町内の公共排水溝の穴に、殺虫剤を入れまくるしかないのか…。
なかなか解決しない、夏場の悩みです。
今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。