無人島を買ってみたら
よしをです。
四方を海で囲まれた日本には、約6000の無人島があるといわれています。
その一部は、不動産として売り出されています。
気になる値段は、2000万円位~数億円まで。
無人島のオーナーになって、独立国の国王のような暮らしがしてみたい。
実際に、さだまさしのように、島のオーナーになった人もいます。
しかし、買ったはいいが、居住できるまでに整備するのは大変です。
資材を運ぶのさえ、いちいち船が必要です。
無人島を、大規模開発でもない、個人の投資対象として考えている人は、
いないのではないでしょうか。
それでは、無人島の不動産投資の可能性について、
あえて、一般投資家に先駆けて、検討してみましょう。
まず、島の不動産価格を3000万円とします。
最低限、必要な施設は、桟橋(船着き場)です。
費用は1000万円ほど。
電気や水道については、
それぞれ自家発電や井戸(もしくは雨水)で代用するのが現実的かと思います。
費用を1000万円とします。
建物はどれぐらいかかるか、ピンキリでしょうが、仮に2000万円として、
(3000万円)+(1000万円)+(1000万円)+(2000万円)=7000万円
となります。
「船はどうする? いちいちレンタルする?」、
「建物の前に、整地をしなくて大丈夫か?」、
など、疑問はいくつかありますが、そこはとりあえず除外します。
単純計算で、利回り8%以上は確保したいので、
この場合、年間収入は、560万円欲しいところです。
島の活用方法を、いろいろ考えてみました。
普通に借りてもらうのは難しいので、
島ごとレンタルするという方法があるかもしれません。
たとえば、1日10万円の料金設定で、
・オンリーワンの別荘体験
・企業研修の会場
・サバイバルゲームなどのイベント会場
・釣り場
・テレビ番組の収録
などが考えられるのではないでしょうか。
この場合、年間56日間、稼働させれば、成功ですが、
週1回以上の稼働は…、現実的に難しいか(汗)。
集客だけでは難しいので、
空いた土地に太陽光や風力発電の施設をびっしり並べて、
島のまわりにも波動発電のブイを設置して、売電したとして、
機材のメンテナンスや災害リスクを考えると、
ギャンブル性は、さらに高くなりそうです。
融資なしの自己資金100%でやらないと、すぐに破綻してしまいそうです。
あるいは、現段階では思いつかないような、プロモーションが見事にハマって、
連日、島にお客さんが殺到することになれば…。
TOKIOが来て、勝手に建物や施設を作ってくれるといいな。
今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。