さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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スマホとの付き合い方

よしをです。

 

新聞の投書コーナーにあった、電車での風景です。

座席が満席の車両にて、投稿者が、老婦人に席を譲ろうとしたところ、

「どうぞ、そのまま座って、携帯をご覧になっていてください」

と言われたというのです。

投稿者は、

ご婦人が、どういう意味(嫌味なのか、別の意味なのか)で言ったのか、

判断できなかった、と語っているのですが…。

 

「そりゃあ、嫌味に決まってるでしょう」

 

わたしは、電車でスマホを見ることは、ほとんどしません。

おもに、本を読んでいることが多いのですが、

車両を見渡すと、

男女問わず、8割近くの乗客が、手元をのぞき込んでいます。

ゲームやブログ、SNSをやっていることが多いようです。

 

自分でもブログをやっていて、どうかとは思いますが、

「よく、飽きもせず」、という感想をもってしまいます。

見ていると、下車してからも、すっと手で握ったまま、

あるいは、画面を見ながら、ホームを歩いている状態です。

 

これって、スマホ依存症ですよね(汗)。

 

この人たちは、帰宅してからも、風呂に入る以外は、

就寝するまで、ずっとスマホを握りしめているのではないでしょうか?

 

いわゆるスマホ依存症とは、

スマホに支配されて、生活に支障をきたすようになった状態をいいます。

若い人と話をしていると、

スマホを、手元に置かないと不安になる、といいます。

これは、タバコと同じ中毒症状です(こちらは、わたしも経験者です)。

また、ゲームをやっていると、

ドーパミンが出ることにより、興奮が癖になる、ということも聞きます。

スマホに夢中になった挙句に、

電車のホームから転落したり、踏切を横切ったりした結果、

死亡事例も発生しています(これには、一毫も同情しませんが)。

マスコミも、「社会問題だ!」と、声高に叫ぶ割には、

何かのキャンペーンを張る、といった動きがあるわけでもなく…。

携帯電話会社やゲームソフト会社は、大スポンサーですから(苦笑)。

 

今日も、通勤電車の車内は、スマホ族で占領されています。

わたしは、現代社会が、

こうした電車内の風景を、異常だと感じなくなってしまったことが、

不思議でならないのです。

何とか、規制する方法はないものでしょうか。

 

スマホとの付き合い方に、自制心が効かない人や、

スマホの魅力に負けて、社会ルールを守る自信のない人にとっては、

はっきり言って、スマホは、「百害あって一利なし」の代物です。

 

発達途中の、子どもたちへの影響も気になります。

視力の低下を招きますし、睡眠障害や自律神経の不調、

いわゆる「スマホ巻き肩」、「スマホ首」といわれる姿勢の歪みや、

感情のコントロールが効かなくなるなど、深刻な悪影響が報告されています。

 

親として、スマホ以外に夢中になれる「何か」を、

子どもに見つけてあげられればいいのですが…。

 

投書コーナーのご婦人の発言は、

これらの悪しき風潮に、一石を投じる格好となりました。

意味も分からずに新聞に投稿した若者(おそらく)には、

大変申し訳ないですが、己の無知をさらけ出す格好になり、

その点も、痛快でありました。

 

思わず、

昭和生まれの意地悪さが出てしまいました。

できれば、わたしのブログは、

何もやることがない帰宅後の居間か、お昼休みの時間に、

見ていただくのが、一番うれしいです。

電車で見られるのは、恥ずかしいので(汗)。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。