さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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いわゆるホタル族

 

よしをです。

 

最近、あちこちの集合住宅で、

「喫煙に関するお願い」なる張り紙を、よく目にするようになりました。

わたしは長年、愛煙家でした。

それまで、他人のタバコの臭いには、ほとんど気が付かなかったのですが、

タバコをやめたとたんに、100メートル以上先の路上で、

喫煙している人がいることが、わかるようになりました。

 

昨今は、喫煙する場所も限られ、

自宅でも換気扇の下ぐらいしか、タバコを吸う場所がなくなりました。

たまには、空の下でタバコを吸いたい、という気持ちは痛いほどわかります。

 

わたし自身は、自分がタバコを止めたあとも、

他人のタバコの臭いについて、それほど神経質に感じませんが、

本当に嫌いな人にとっては、

同じマンションのベランダでの喫煙者(いわゆるホタル族)の存在は、

我慢がならないだろう、とお察しします。

 

だから、早く、禁煙しましょうよ…(よしをの心の声)

 

マンションの管理会社も、対応に苦心しているといいます。

普通のマンションの居住ルールには、

喫煙に関する規定はないと思われるからです。

ベランダは、エレベーターや階段のような、共用部分ではなく、

各戸の住民の専用使用部分にあたるため、

植木を置いたりするなど、ある程度、自由な使用が容認されています。

喫煙についても、昨今うるさくいわれる前までは、

当然のように、居住者の権利とされていたように思います。

 

喫煙は、コーヒーや酒、菓子などと同じく、嗜好品として認められています。

嗜好品禁止の強要は、

基本的人権の阻害になりますから、法規制も、非常に慎重です。

2020年4月施行の、改正健康増進法でも、

禁煙となるのは、飲食店や職場、ホテルロビー、遊興施設などで、

マンションのベランダについての規制は見当たりません。

 

タバコは、アルコールと同様に、強い依存症を伴います。

それに加えて、健康を損なう原因として認定されているわけですから、

愛煙家には残酷な選択にはなりますが、

より強い使用制限をかけるためには、

アルコールと同様に、嗜好品としての扱いから除外する、という

決断があってもよいかもしれません。

 

ホタル族による煙害(!)については、

マンションの上階の住民が、

ベランダでタバコを吸わないように再三申し入れても聞き入れず、

精神的苦痛を与えられたとして、

喫煙者に5万円の賠償を命じた、という判例もあるようです。

 

オフィスビルでは珍しくなくなりましたが、

最近では、全館禁煙のマンションも現れました。

世の中の流れが、

(禁煙場所)=(公共の場所+α)という認識で、定着しつつあります。

今後、ますます(+α)の領域が、広まっていきますから、

スモーカーの肩身は、さらに狭くなっていくことでしょう。

 

だから、早く、禁煙しましょうよ…(再掲:よしをの心の声)

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。