さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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学費

 

よしをです。

 

少子化に伴い、

昨今、子ども1人にかける学費は、昔より高額になっています。

 

たとえば、幼稚園から高校卒業までの教育費は、

すべて公立の場合は、527万円

すべて私立の場合は、1770万円もかかります。

 

そして、幼稚園から大学卒業までの教育費は、

すべて公立の場合は、1000万円、

すべて私立の場合は、3000万円かかります(いずれも自宅通学の場合)。

                               

親としては、教育資金をどれだけ貯めればいいかということですが、

高校までは、なんとか頑張って働いていくとして、

問題は、大学進学の場合の学費です。

大学入学までに、ためておきたい資金の目安は、

子ども1人につき、500万円~1200万円ということになり、

下宿する場合は、

さらに、500万円をプラスで準備しておく必要があります。

 

子どもの学費だけではなく、

生活費も含めて、必要なお金を計算すると…。

 

ひ~。私立、無理かも…。

 

優秀なら、国公立へ行けばいいんですが…。

わたし自身は、高校までは公立、大学は私立に行かせてもらいました。

親には感謝しかありません。

(しかも、大学入学まで一浪しているので、さらに費用が…)

 

それでは、奨学金は現在、どうなっているかということで、

日本でメジャーな奨学金である、「日本学生支援機構」について、

リサーチしました。

 

日本学生支援機構が扱う奨学金は、二種類あります。

 

(第一種奨学金

無利息。特に優れた学生で経済的に困難な人が対象で 審査が厳しい

(第二種奨学金

返済利息は上限年利3%。審査はやや緩い

 

日本学生支援機構によれば、

学生の半数近く(2.6人に1人)が、当機構の奨学金を利用しているそうです。

 

わたしの時代(30年以上前)は、

奨学金といえば、貧困家庭の学生のためにあるイメージでしたが、

最近は事情が異なり、

普通の学生が、利用しているということがわかりました。

想像以上に、カジュアルに扱われている印象さえありますが、

原因にあげられるのが、私立大学の授業料の高騰や、

親の年収ダウンだといいます。

 

日本学生支援機構のデータによれば、

奨学金の平均返済額は324万円で、

完済まで18年(毎月15000円程度の返済)が、

設定されているケースが多いといいます。

 

大学卒業後、40歳になるまで、

奨学金の返済が続くというのは、精神的になかなか苦痛です。

40歳ともなれば、家庭をもって、自らの子育てもスタートする時期です。

でも、学生は、そんな先のことは考えていないだろうな…。

 

奨学金を返済できずに、自己破産するケースがあるなど、

奨学金は、一部で社会問題にもなっています。

これからは、子どもに、過分のリスクを与えないように、

奨学金以外の対策を、講じておく必要もありそうです。

 

奨学金以外の、資金対策としては、

授業料がタダになる、特待生制度などがあります。

また、授業料減免制度をもつ大学もあり、

一部の成績優秀な学生は、授業料が免除されたり、

減額される場合もあります。

 

個人的には、

学生手当が支給される防衛大学や、

防衛医科大なんか、いいかと…。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。