さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

起業とか資格とか。趣味や思い出話など いろいろランダムに

タバコのポイ捨て対策

よしをです。

 

 

自宅前の、タバコのポイ捨て被害に悩んでいることについて、

少しだけお伝えしたことがあるのですが、

世界規模でいうと、ポイ捨てされるタバコの数は、年間5兆本にもなるそうです。

普段、喫煙者が意識することは少ないと思いますが、

タバコの吸い殻には、

カドミウム、砒素、ニッケル、亜鉛マンガンなどの重金属が、

含まれていることが知られています。

(殺虫剤や除草剤の成分、包み紙の漂白剤などに含まれます)。

また、タバコのフィルターのアセチルロースは、石油由来成分であり、

プラスティックと同じく、自然界では、ほとんど分解されません。

タバコ1本ごとの有害成分は、ごく少量ですが、

数多く集まれば、深刻な自然破壊につながります。

 

日本の一部の都市部においては、

タバコのポイ捨てに、過料を科す条例がつくられていますが、

ほとんど野放し状態だといえるでしょう。

喫煙者自体は減っていますが、喫煙できる場所が限られていることから、

よけいに路上喫煙が増え、ポイ捨ても減らないようです。

わたしも、かつては喫煙者だったので、

喫煙場所が減ったことについては、大いに同情しますが、

ポイ捨てだけはなんとかならないものかと、日々考えています。

基本的人権の観点から、喫煙にも自由が認められるはずですが、

自宅の前の吸い殻をみるたびに、陰鬱な気分になり、

世界中からタバコがなくなればいいのに、と考えることがあります。

(あるいは、ポイ捨てするヤツは、肺ガンになればいいのに、とか)。

 

イギリスで、タバコのポイ捨て対策の、面白い実験を見つけました。

発想の原点は、路上に捨てられる吸い殻を有効活用させるために、

タバコの吸い殻を捨てる行為に、意味を持たせるというものです。

 

それは、吸い殻入れを投票箱に見立てて、投票させるという実験です。

たとえば、「現在、世界最高のサッカープレイヤーは?」という質問。

候補は、クリスチアーノ・ロナウドと、リオネル・メッシの2人です。

投票箱に見立てた、透明な箱に吸い殻を入れると、

箱の中に吸い殻が積みあがっていき、投票結果が見えるという代物です。

(上記のアンケートではロナウド優勢とか)。

サッカー以外にも、さまざまなスポーツに関するアンケートが用意されていて、

遊び心もあり、ロンドン市民に好評とのことです。

スポンサーがつけば、なかなか面白いイベントにもなりそうですが、

問題は、ポイ捨てへの実効性がどの程度あるか、ということです。

アトラクションに、地道な啓蒙活動をあわせて、

行政がアピールしていくということでしょうか。

 

先日、友人数名と、タバコのポイ捨ての話をしていたところ、

道路交通法違反の罰則に設定すればいい」、

という案がでました。

たとえばスピード違反や駐車違反の罰則で、

小さなバケツ一杯の吸い殻を集めてくるなどの、勤労奉仕をさせたらどうか、

というプランです。

 

なるほど、こっちのほうがシンプルでいい。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。