さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

起業とか資格とか。趣味や思い出話など いろいろランダムに

嘘つき

よしをです。

 

あるところに、正直村と嘘つき村という2つの村がありました。

正直村の人は、必ず本当のことをいい、

嘘つき村の人は、必ず本当のことと逆のことをいいます。

ある人が、正直村に行こうとして、分かれ道に来ました。

一方は正直村に、もう一方は嘘つき村に通じています。

その別れ道に、1人の村人が座っていたので、

道を尋ねようとしますが、どちらの村の人か、わかりません。

村人にひと言だけ質問して、正直村に行くには、

どう尋ねればいいでしょうか。

 

これは有名な、「正直村と嘘つき村」という論理クイズで、

正解は、「あなたは、どちらの道から来たのですか?」です。

村人が正直村の人なら、正しく、正直村の方角を教えてくれるし、

嘘つき村の人なら、正直村を指さして、「こちらから来た」と嘘を教えます。

 

現実の世界では、嘘つきというのは、実にやっかいです。

つまり、かれらは、常に嘘をつくのでなく、

本当と嘘を交えながら、話をしてくるからです。

 

悪い人間は、人を騙しいれることに罪悪感がなく、

うっかり信用してしまうと、とんでもないことになってしまいます。

わたしは幸せなことに、これまで、

強烈な詐欺師には、出くわした経験はありません。

 

京都大学では、

嘘をつくことと、脳の働きに注目した研究がすすんでいます。

その結果、「側坐核(そくざかく)」といわれる脳領域の活動が大きい人ほど、

嘘をつく可能性が高いことがわかっています。

将来的には、犯罪捜査にも活用されるかもしれませんね…。

 

天皇陛下に対する侮辱的な発言を繰り返している、韓国のムン議長が、

「10年前に、陛下から、韓国に行きたいとお願いされた」と、

発言した件について、

夕刊フジが、宮内庁に裏どりをした結果、

宮内庁は、天皇陛下はムン議長と面談したことがないと回答しました。

かれは、追い詰められて、とっさに嘘をついてしまったのでしょうか。

国会議長という立場の人物が、

平気でこのように、すぐにわかる嘘をつくというのは、

少なくとも日本人の感覚からすれば、信じがたいように思います。

 

わたしも、実生活において、

ムン議長と同じタイプの嘘つきに、苦しめられた経験があります。

それは、わたしのかつての部下で、

かれの虚偽情報を元に、取引先と交渉をすすめようとして、

相手を怒らせ、とんでもないことになってしまいました。

交渉後、本人を問い詰めたところ、

「(わたしに対して)そのような虚偽情報は伝えていない」と、

開き直られてしまいました。

力や立場の弱い、不誠実な人間は、

追い詰められてしまうと、とっさに嘘をつく傾向があります。

 

わたしは、この時は、この程度の人間を信じた自分の不徳を自覚し、

反省したものでした。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。