何もやめなくてもいいじゃないか
よしをです。
総理大臣主催の「桜を見る会」の歴史は古く、
初回は、1953年の吉田首相の時代です。
以来、67年間にわたって、
震災などで中止になった年もありますが、ほぼ毎年開催されています。
総理大臣が、各界の功労者を広く招待し、慰労する公式行事です。
この会については、政権与党が、
有名人を招いて人気取りをしているなどの批判がありました。
多数招待されており、
批判を強めています。
この集いは公式行事であり、税金が投入されているのですが、
その予算が年々増えていることについても、問題視しています。
立民党の枝野氏は、脊髄反応で飛びつき、
「(安倍首相スキャンダルの)本丸直撃の案件だ」、
と鼻息荒く語っていましたが、
これが残念ながら、またもや、ブーメランで…。
民主党政権時代は、どうなっていたのか。
見てみましょう。
地元後援会関係者と、満面の笑顔で記念撮影しています。
「(鳩山総理の地元の)後援会幹部らを30~50人ほど招いた」、
という、具体的な証言もあります。
そのほかの旧民主党所属議員についても、
ブログなどで、桜を見る会に出席した際の発言が多数あり、
後援会メンバーを招いていることについても、多数の証言があります。
枝野さん、忘れちゃったのかな…。
翌12年(野田首相)は、北朝鮮のミサイル発射への対応のため、
中止されましたので、
鳩山首相の1回のみですが、
震災などの事情がなければ、普通に実施されていたことでしょう。
皇族や有名スポーツ選手、政治家や芸能人、著名文化人などが、
一堂に会するというのは、非常に稀な機会で、
支援者サービスのために、
このような集まりに、関係者を招きたい気持ちは、よくわかります。
有名人見たさに、一般の人が、新宿御苑周辺に集まるぐらいですから、
その場に招待されることの優越感も満たされ、集票効果もあるでしょう。
個人的には、
この程度のことに、目くじらを立てる必要もないと思いますが、
公費を投じている以上、参加者については、
たとえば、「功績功労のあった人物」、といった基準を、
厳格に適用する必要がある、という考え方もあるかもしれません。
野党の態度としても、
桜を見る会は問題があるので廃止しようという呼びかけをするなら、
理解できますが、政権批判の道具として使おうとするから、
ブーメランになって返ってくるし、支持が集まらないのですよ。
個人的な意見ですが、いっそ、参加者の一部を公募の会費制にして、
その収益を、被災地復興に充てられたらいいと思います。
今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。