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クラウド蓮舫

よしをです。
民主党政権時代、スーパーコンピューター「京」の運用終了に関して、
「二位じゃダメなんですか」の名言を残した蓮舫議員が、
あらたなキーワードで世間を騒がしています。

武漢肺炎の感染拡大に対応する、
第二次補正予算案の審議がおこなわれました。
マイナンバーカードのシステムトラブルの解消方法をめぐって、
「今後、サーバーを増強する」という安倍総理の発言に対して、
蓮舫議員は、
「サーバーを増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんですよ」と、
自らのIT弱者ぶりを披露するような発言をし、
クラウド蓮舫」なるキャッチフレーズがSNSを駆け巡ったのです。

リーダーシップには、「有能さ」と「温かみ」が必要だといわれています。
2つの要素をバランスよく発揮できるのが、
有能な経営者や政治家というわけですが、
大衆がとくに女性政治家に求めるのは、温かみです。
一般的に、怒る女、とくにそれが女性政治家であれば、
決定的に嫌われます。
ヒラリー・クリントンが有能であることは折り紙つきですが、
彼女の普段の言動に、
「冷たい」「ヒステリック」という強烈な印象が付きまとっていたことが、
大統領選を戦ううえでの致命傷になりました。

蓮舫氏は、首に青筋を立てて、徹頭徹尾、いつも強烈に怒っています。
総理や政府への非難コメントを反射的にSNSに発信し、
ケンカ腰の国会質問を繰り広げて、
相手を威圧したり、揚げ足をとって、わずかなミスを騒ぎ立てるのが、
彼女の政治手法です。

一方では、過去には、自らが主導する事業仕分けによって、
スポーツ振興予算を削減したにもかかわらず、
なでしこジャパン」の活躍を絶賛したり、
同じくJAXAの予算を大幅削減したにもかかわらず、
地球に帰還した「はやぶさ」を称賛するなど、
自らの仕事を都合よく忘れる軽薄さを披露し、
そのたびに非難が殺到するという悪循環に陥っています。

畢竟、蓮舫氏の言葉は軽々しく、つい先日も、
「大学をやめて高卒になってしまったら就職はどうなる」の発言で、
学歴蔑視の批判を受けるなど、炎上が絶えません。
一般大衆には、彼女のアピール手法が脊髄反射に過ぎないことは、
とっくに見破られ、揚げ足取りのブーメランが次々と返ってくるのです。
このように、次々と強い拒否反応がおこる原因は、
蓮舫氏の「冷たさ」にあると断言できます。

イギリスでも、強い女性政治家は好まれません。
マーガレット・サッチャー元首相は、鉄の女の異名をもち、
恐ろしく冷酷で、血も涙もないと評されることもあります。

当時のイギリスの国内財政は逼迫しており、
貿易収支は大幅な赤字でした。
サッチャーは大胆な決断により、
インフレを落ち着かせ、労働組合の闘争を終結させました。
勿論、彼女の政策のすべてが成功したわけではなく、
経済格差の拡大はサッチャー政権が生み出したともいわれています。
しかし、重要なことは、改革の必要性を国民の多くが自覚し、
サッチャー首相が覚悟をもって改革に取り組んだことを、
国民の多くが理解していたということです。

つまり、覚悟があるかどうか。
蓮舫氏に覚悟がないことは、国民に見透かされています。

日頃、政治家(とくに総理や与党)の発言に厳しい毎日新聞が、
蓮舫氏のクラウド発言に対して、擁護するコメントをしています。
件の発言について、蓮舫氏は、IT分野の知識や理解がないのではなく、
「民間のサーバーを利用せよ」という趣旨で発言したのであり、
ネット上では、「蓮舫氏は間違っていない」旨の指摘が「相次いだ」などと、
あからさまに弁護しています。

蓮舫氏からは、一切そんな釈明はありませんが(苦笑)。
見事なまでの毎日新聞による「忖度」であり、実に気持ちが悪いです。


今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。