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旭日旗と手のひら返し

よしをです。

日の丸君が代が日本の国旗国歌として認定されたのは、

平成11年の「国旗及び国家に関する法律」の成立によるものです。

それまで長らく、「日の丸掲揚」「君が代斉唱」といっていたのが、

いつしか「国旗掲揚」「国歌斉唱」に代わりました。

 

当時、この法律に反対していたのが、

現在の立民党や社民党共産党の面々でした。

反対の理由には、

個人の自由が法制度に縛られるべきではないというものや、

第二次大戦の侵略の象徴だったからというものなどがあります。

野党と志を同じくする朝日新聞も、社説などで、

たびたび、日の丸君が代侵略戦争の象徴であると論じています。

日清、日露戦争第一次大戦、第二次大戦まで、

つねに国民を扇動し、戦争を美化してきたのは新聞社でした。

朝日新聞は、満州事変がはじまると、

講演会を全国各地で開催して戦意を鼓舞し、

朝日がつくった戦争ニュース映画は、全国の映画館で公開されました。

朝日新聞は、戦意高揚のための「国民歌謡」の歌詞を公募し、

完成したのが「満州行進曲」です。

マスコミといえば新聞しかない時代にあって、その影響力は絶大でした。

新聞社が徹底的な戦争賛美キャンペーンをおこなって、

戦前日本の世論が形成されていったのです。

 

日中戦争初期、陸軍の2人の少尉が、南京に入城するまでに、

日本刀でどちらが早く100人斬るかを競ったとされる、

「百人斬り競争」を、東京日日新聞(現在の毎日新聞)が報じました。

この報道も、戦意高揚のためにおこなった、

事実無根のフェイクニュースのひとつなのですが、

戦後、復員除隊していた2人は、

この新聞報道をもとにGHQに逮捕されました。

かれらは南京に護送されて軍事法廷において即日死刑判決を受け、

無実の罪で処刑されたのです。

朝日新聞毎日新聞にとって幸運だったのは、

戦犯企業として裁かれず、解体されなかったことです。

戦後、朝日新聞は自らの罪を隠すように手のひらを返し、

当時の政府や軍部を否定し始めます。

自らがおこなった戦争キャンペーンは、

軍部に脅されてやったことだと主張しはじめたのです。

とんでもない卑怯な振る舞いですが、

狡猾な朝日は、「報道の自由」を盾に反論を許さず、

反戦の旗手として蘇りました。

 

1960年の安保騒動で、安保改定は戦争への道につながるとして、

騒ぎ立て、左翼を扇動したのは朝日新聞でした。

そして現在は、現実性を欠く非暴力平和主義を訴え、

反米主義を隠そうともせず、強大化する中国に媚びています。

朝日新聞は、

戦前の日本を貶めるためなら、フェイクニュースも厭いません。

朝日新聞の最大の罪は、吉田清治の捏造である従軍慰安婦問題を、

政治問題化したことです。

2014年、朝日新聞は記事内容の捏造を認め、謝罪しましたが、

それはあくまでも国内向けであって、卑劣なことに、

英字版では、謝罪の事実についてまったく触れられていません。

韓国政府の無能もあって、

この問題は、もはや修復不能な状態に陥ってしまいました。

 

朝日新聞の社旗が、あの旭日旗なのです。

オリンピック会場への旭日旗の持ち込み禁止を主張するなら、

夏の甲子園をはじめ、主催するマラソンや駅伝大会や、

平和を象徴する文化事業の会場に、

戦争美化の象徴である自社の社旗を掲揚することを、

やめたらどうかと思います。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。