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朝日新聞は間違いを認めない

よしをです。

本多勝一氏が編集した「中国の旅」は、

1971年、朝日新聞に4部にわけて連載され、文庫化もされました。

この本は、戦時中の日本軍のルポルタージュであり、

残虐で非人道的な日本軍の姿が、執拗に語られています。

「中国の旅」は、学校の副読本としても使われました。

わたしも、中学時代に、道徳の教材として読まされた記憶がありますが、

ここで語られている日本軍の蛮行というのは、

軍隊という特殊な環境においてすら、

日本人の感覚からは、到底理解できない内容なのです。

 

「中国の旅」は、本多氏が中国で取材をし、伝聞をそのまま書いたもので、

事実関係については、何ら検証されていません。

したがって、数々の事実誤認や意図的な嘘が含まれています。

その圧巻は、南京事件であり、百人斬り競争に代表されるエピソードです。

そのほかにも、あれでもかこれでもかと、残虐な情景が描かれています。

 

文字にするのもおぞましいのですが、一部を紹介します。

「複数の若者の掌に穴をあけて、高圧線の電線を通して並べてぶら下げた」。

「母親から乳児を取り上げ、叩きつけて殺し、母親を輪姦して殺した」。

これらは、以前当ブログで紹介した、元寇におけるモンゴル・高麗軍の、

対馬壱岐での所業と、まるで同じ内容です。

 

「中国の旅」の連載がはじまると、

当時を知る元軍人から、猛烈な抗議が殺到しました。

たとえば、撫順炭鉱では、

落盤事故で死んだ中国人を「万人坑」に投げ込んだという記載があるが、

この炭鉱は露天掘りなので、落盤事故など起きるはずがないといった、

事実に基づいた苦情もありましたが、

朝日新聞は、すべてのクレームを門前払いにしました。

ちなみに、万人坑というのは、

漢楚戦争時代に、項羽が秦の投降兵10万人を崖から突き落として、

大量殺戮したエピソードに由来しています。

 

つまり、本多氏の聞き取りには、

中国人がこれまで自国民に対しておこなってきた所業の数々を、

日本兵に投射したフィクションが、相当多く含まれているのであり、

さらに、それを後方で操っていたのが、中国共産党なのです。

 

本多氏は、「自分は中国で聞いたことをそのまま書いただけだから、文句があれば中国にいってくれ」という、卑怯な言い訳をして逃げていますが、

実態としては、本多氏と朝日新聞は、

意図的に、中国共産党プロパガンダに加担して、日本を貶めていたのです。

われわれ国民は、このことを決して忘れてはなりません。

 

朝日新聞は、決して間違いを認めません。

1932年生まれの本田勝一氏は、現在88歳で存命中だそうですが、

もし、良心があるのなら、

どうか、生きている間に、正しいことを語ってほしいと願います。

 

昔、大阪で、東芝製の冷蔵庫が爆発する事故が発生しました。

朝日新聞が、この事故を、「東芝製冷蔵庫の爆発」として、

企業名をあえて顕名して、紙面で大きく取り上げました。

しかし、事故調査をすすめると、

冷蔵庫に入っていたガスライターのボンベが、腐食してガスが漏れ、

サーモスタットに引火して爆発したことがわかりました。

 

通常の使い方をしていれば、冷蔵庫は爆発しなかったわけです。

東芝は、自社製品に瑕疵がないことが判明したため、

朝日新聞に対して、後追い記事を出してくれるように懇願したのですが、

頑として訂正に応じませんでした。

そこで、東芝は、やむなく朝日新聞謝罪広告を出すことにしたのですが、

朝日は、東芝から正規の広告料を取っています。

総会屋でもあるまいし、まったく笑えない話です。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。