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遠隔療法の未来図

よしをです。

 

医師と患者をスマートフォンでつなぐ、遠隔診療が、広がりをみせています。

昨年4月の規制緩和によって、

オンライン診療の健康保険適用が認められたことも後押しとなって、

ベンチャー企業の参入も目立ちます。

 

遠隔治療については、

まずは、糖尿病、高血圧など、比較的、症状に変化の少ない在宅患者を、

遠隔治療の対象にしていましたが、

精神科や禁煙外来などにも、活用の場を広げつつあります。

 

病院での長い待ち時間は、誰もが苦痛に感じます。

このサービスは、待ち時間の解消や、医師不足の過疎地対策に、

力を発揮すると思いますが、やがては、海外への普及の可能性を感じます。

日本の医師が優秀であることは、世界的に知られていますから、

今後は、あらたなビジネスシーンが広がりそうです。

 

遠隔治療のポイントは、やはりAIの活用です。

健康データの蓄積によって、AIは分析力を発揮します。

画像診断をはじめ、患者が服薬をやめるタイミングや、薬種の変更、

食事や運動の指導など、現場経験がモノを言う分野でも、

経験の少ない医師のサポートが、可能になるでしょう。

 

遠隔治療のもうひとつの未来は、遠隔手術です。

これには、VR技術とIT搭載ロボットの活躍が期待されます。

具体的には、遠隔地にいる手術医が、VRヘッドセットを装着し、

手術室では、手術医の動きを完全に再現するロボットアームが、

手術をおこなうというシステムです。

さらに、手術医が、VRと連動した手袋を装着して、

実際に患者の体や臓器に触れているような感覚を得られるという、

最先端のシステムも、開発されているそうです。

 

ロボットをつかった手術については、すでに、

ダヴィンチ」という手術支援ロボットが、実際の医療現場で活躍しています。

医師が3Dモニターをみながらロボットを操縦して、手術をおこなうものです。

 

今後は、さらに技術がすすんで、人間の手を借りず、

AIとロボットだけで、手術をおこなう時代がやってきます。

あと100年もすれば、

「わたし、失敗しないので」、というゴッドハンドは、もう、必要なくなるでしょう。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。