さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

起業とか資格とか。趣味や思い出話など いろいろランダムに

思い出

大韓航空機爆破事件

よしをです。 1987年11月29日、 バクダッド発アブダビ経由ソウル行の大韓航空858便が、 アブダビからソウルへの飛行途中で爆破されました。 犯人は、日本の偽造パスポートを所持した、 北朝鮮籍の金勝一(蜂谷真一の偽名)と金賢姫(蜂谷真由美)…

空白の一日

よしをです。 江川卓投手は、わたしが知るなかで最高の日本人投手です。 作新学院時代は「怪物」とよばれ、 完全試合2回、ノーヒットノーラン9回を達成しました。 高校3年のドラフトで、阪急に1位指名されると、 入団を拒否して法政大学へ進学し、 大学…

消えた帰雲城

よしをです。 天正13年(1586年)旧暦11月の深夜、大地震が発生し、 近畿から東海、北陸にかけての広い地域に被害をもたらしました。 それは、のちの1891年10月28日に発生した、 日本最大の直下型地震である、濃尾地震(マグニチュード8.…

時事放談と人生幸朗と父の思い出

よしをです。 これまでのブログの記事を掘り起こしてみると、 歴史や国内外の情勢などの話題に偏り、 表題の「卒サラ」とは変化してきているように感じています。 こういう分野に興味があったのかと、われながら驚き半分ですが、 これまで書き続けてきて積み…

さようなら五島勉

よしをです。 1999年7月に人類が滅亡するというショッキングな予言により、 日本で世紀末ブームをおこした「ノストラダムスの大予言」の著者、 五島勉氏が今年の6月、90歳で亡くなりました。 「ノストラダムスの大予言」が1973年に出版されると…

10世紀に日本海を挟んで起こった2つの大噴火

よしをです。 十和田湖は火山です。 火山というと、富士山や浅間山のような円錐型の山を想起しますが、 火砕流の噴出によって生じた陥没カルデラは、十和田湖のほかに、 北海道の屈斜路湖、支笏湖、洞爺湖や、九州の阿蘇山があります。 平安時代に発生した十…

ピロリ菌シロウト考

よしをです。 ピロリ菌は、胃がんや胃潰瘍の原因であることが知られています。 菌の保有率は、世界平均で50%程度であるといわれていますが、 地域差が大きく、インドやラテンアメリカでは70%と高く、 先進諸国では20%前後になっています。 日本は先…

サンクトペテルブルクを訪れてみたい

よしをです。1703年、ピョートル大帝がモスクワからの遷都を思い立ち、あたらしい都の建設を開始しました。 サンクトペテルブルクは、65本の川と100あまりの島を500の橋で結んでいる水の都で、「北のベネチア」とも呼ばれる美しい町です。ドスト…

因幡の白兎

よしをです。古事記の因幡の白兎は、和邇(わに)を騙して並ばせ、隠岐の島から出雲まで、海を渡りました。この際、和邇が、サメかワニなのかは、大した問題ではなく、興味深いのは、弱い生き物が、強い動物を騙すという説話が、東南アジアからインドまで、…

死神の原点

よしをです。西洋の死神といえば、タロットカードの絵柄にあるように、フードをかぶった骸骨が、大きな鎌をもっている禍々しい姿で描かれることが多いですが、日本の場合は、大抵男の老人の姿で現れ、貧乏神との見た目の区別がありません。それというのも、…

むかしの落書き

よしをです。神社仏閣など、文化財への落書きは、本当に不快なものです。最近では、外国語の落書きも多いようですが、これは、日本に限らず、世界的な現象のようです。 法隆寺が建立された時代にも、落書きが残されています。もっとも、これは参拝者が残した…

味わい深いあの頃の民主党

よしをです。桜を見る会の名簿記録や、ホテルでのパーティの領収書などに関して、野党はこぞって、安倍政権を叩いています。この緊急時に、いつまで、こんなことを続けているのかと呆れます。そもそも、この問題は、国会で論じる性質のものではなく、もし、…

巌流島あるいは岸柳島

よしをです。7世紀の古代マヤ文明では、すでにタバコが吸われていました。15世紀にアメリカ大陸が発見されて、インディアンが吸っていたタバコが西欧に持ち込まれました。当初は、タバコは観賞用、もしくは薬用として栽培されましたが、やがて嗜好品とし…

カスハラへの対策

よしをです。企業に執拗なクレームをつけ、理不尽な要求をする、カスタマーハラスメント(カスハラ)が問題になっています。クレーマーは、さまざまな罠を準備して、金銭の要求とともに、精神的にも執拗に攻撃してきます。 ミスといっても、いろんな程度があ…

ミウラカズヨシの時代

よしをです。ミウラカズヨシといえば、サッカー選手を想起する人が多いと思いますが、わたしの世代の場合は断然、「ロス疑惑」の三浦和義です。 三浦和義氏は、1947年生まれ。水の江瀧子を叔母にもち、彼女の隠し子ではないかという噂や、岸信介の隠し子…

源五郎丸

よしをです。古今亭志ん生の落語のマクラに、昔、九州へ巡業に行った折に、夜店の露店で、ゲンゴロウを使った、あみだくじのような遊具で遊んだという話があります。 水を張ってある大きな長方形のトタンの箱の先に、仕切りがあって、そのいくつかに、敷島だ…

「第九」にまつわる話

よしをです。 ベートーヴェンの交響曲第9番(いわゆる第九)は、1824年に、ウィーンで初演を迎えました。曲が終わったあと、女性歌手に促されて客席を振り返ると、ベートーヴェンの目に入ってきたのは、熱狂的な拍手をする、多くの聴衆の姿でした。 ル…

大空の戦場ロマン

よしをです。 マンフレート・フォン・リヒトホーフェンは、 第一次大戦の、ドイツ軍のエースパイロットです。 深紅の複葉機を駆って、大空を華麗に舞った、 レッドバロンの異名をもつ、無敵の撃墜王でした。 1892年、リヒトホーフェンは、ドイツのブレス…

鍛冶の神秘

よしをです。 わたしの自宅の近所に、 「金」の名がつく、小さな神社があります。 名前が示す通り、製鉄、鍛冶の神を祀った神社で、 毎年11月には、 「ふいご祭」という例祭がおこなわれています。 「古語拾遺」などの書物によると、 天目一箇神(あめのま…

男は黙ってサッポロビール

よしをです。 1970年に、 三船敏郎を起用した、サッポロビールのCMは 一世を風靡しました。 サッポロビールのホームページによれば、 かつて、サッポロビールは、爽やかな切れ味が特色であり、 やや女性的であるとされていたため、 ビールのヘビーユー…

ソクラテスについて少し語ってみる

よしをです。 少し風変わりな知識人として知られたソクラテスは、 政治には関わらず、 アテネで、普通の市民として生活していましたが、 「徳」をめぐる対話で、 若者に反民主的な思想を吹き込んだとして、 紀元前399年に告発されました。 ソクラテスは有…

圓生と彦六

よしをです。 六代目三遊亭圓生と八代目林家正蔵(のちの林家彦六)は、 いわゆる犬猿の仲で、最後までそりが合いませんでした。 彦六は、圓生が六代目を襲名した当時、 「あの人に、圓生が務まるわけがない」と、 酷評したほどでした。 圓生は、彦六の弟弟…

中二病経験者として

よしをです。 中二病とは、思春期にみられる、背伸びした言動や、 自己愛と自虐の、アンバランスな精神状態のことで、 心身の成長の過渡期に訪れる症状です。 思い起こせば、わたし自身も、中学生の頃、 学校や世の中への怒りや、 将来への漠然とした不安が…

河川の水難事故の怖さ

よしをです。 わたしは、高校まで、町の中心部に、 大きな河川が流れる、地方都市で育ちました。 市内の小学校では、毎年、夏休み前に、水難への注意喚起があり、 とくに、町の中心部を流れる川(遊泳禁止でした)には、 絶対に近づかないようにという指導が…

ミッドウェイ海戦と情報戦争

よしをです。 太平洋戦争における転機となった海戦は、ミッドウェイ海戦です。 この戦いで、日本帝国海軍は、 保有する4隻の空母を失うという、決定的な敗北を喫し、 以後の戦いの方向性を、決定づけることになったからです。 ミッドウェイ海戦がおこなわれ…

さまよえる北京原人

よしをです。 中華民国政府が、スウェーデンから招請した、 地質学者のユアン・アンダーソン博士らは、 1921年に、北京郊外の周口店で、 人類のものと思われる、歯の化石を発見しました。 1927年から、ロックフェラー財団の援助のもと、 カナダの解…

プロ野球中継と落語「心眼」

よしをです。 ラジオが普及する時代になって、大衆娯楽は飛躍的に広がりました。 たとえば、野球中継が、その代表格です。 父親が若かったころ、自宅に、按摩さんを呼ぶことがありました。 いつも、拙宅に来てもらっていたのは、 先天性の全盲のマッサージ師…

禁演落語と自主規制

よしをです。 昭和16年、時局にふさわしくないということで、 廓噺や、間男の噺などを中心に、53演目が禁演噺とされ、 浅草寿町の本法寺に建立された、「はなし塚」に封印されました。 このとき、 五人回し、品川心中、三枚起請、子別れ、居残り佐平治、…

夕暮れ症候群と幼児体験

よしをです。 認知症患者の場合、かれらの入所施設では、 日中は穏やかに過ごしていた老人が、急に落ち着きをなくし、 夕食時間が近くなると、「そろそろ家へ帰る」と言い張る老人と、 それを押しとどめ、なだめる、施設職員との戦いがおこります。 夕刻にな…

「かんかんのう」とらくだ

よしをです。 「かんかんのう」は、江戸時代、町人の間で広く謡われていた俗謡で、 もともとは、長崎の芸人が、大阪で披露した、 唐人踊(とうじんおどり)という舞踊に、ルーツをもつそうです。 芸人が唐人風の扮装をして、 太鼓や蛇皮線の伴奏にあわせて、…