さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

起業とか資格とか。趣味や思い出話など いろいろランダムに

生き方

自分で道を切り拓け!

よしをです。 諸外国と比較して、日本のサラリーマンは、出世欲が希薄で、 独立や起業意欲も低い一方で、 会社や職場への満足度が低いといわれていますが、 それにもかかわらず、転職意欲もなく、自己研鑽の努力をしていないという、 困った結果が出ています…

社会保障の財源を考えてみる

よしをです。 公的年金の支払いにおいて、 年金保険料の収入がカバーしているのは、全体の70%程度で、 不足分は、税金で補填しています。 医療費についても、医療保険料収入は全体の50%で、 残りは、税金からの補填に頼っています。 年金と医療費の合…

ペルシャとアラブ

よしをです。 イスラエルとイランは、政治、軍事的に敵対関係にあります。 イスラエルは、イランによる、シリアやレバノンのヒズボラ支援を強く非難し、 核開発疑惑についても、警鐘を鳴らしています。 一方、イランでは、イスラエルの核武装を危険視し、 パ…

香港からの脱出先

よしをです。 華僑(あるいは華人)の歴史は、古くは唐代(8~9世紀)に遡り、 明代(16世紀)、清末期(19世紀)などに、 東南アジア各地への、中国人の大きな民族移動の波が起こりました。 華僑の多くは、社会の底辺部にいた人たちですが、 団結心の…

聖徳太子の犬

よしをです。 日本書紀によると、 推古21年(613年)の冬、聖徳太子が片岡山を通りかかったところ、 飢えて瀕死の状態の異人に出会いました。 太子は、食物と自分の衣類を与え、 翌日、使いをやって異人の様子を見に行かせると、すでに息絶えていたので…

鮭の殿様

よしをです。 出羽の国の大名・最上義光は 伊達政宗の伯父にあたる人物で、最上家を繁栄させた名君です。 もともと最上家は羽州探題の斯波家の系統であり、 清和源氏の流れを汲む名門ですが、義光の二代前の時代に領地を失い、 伊達家の与力として保護されて…

インドネシア義勇軍と日本人

よしをです。 1600年頃、東インド会社がジャワ島に進出し、 オランダ人によるインドネシアの植民地時代が始まりました。 1619年には、オランダ人はジャカルタを占領し、 この地をバタヴィアと名付けました。 20世紀になると、アジア全体で民族独立…

戦争をおこさないための教育

よしをです。 湾岸戦争以来、集団的自衛権の問題がクローズアップされてきました。 曰く、「なぜ、いま参加しなければならないのか」といった趣旨で、 左派勢力やマスコミが大きな声を上げるなか、 「なぜ、いままでこの問題が放置されていたのか」という当…

ベーシック・インカムは可能か

よしをです。 ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)は、 国民が最低限の生活を営めるだけの資金を、 国家が国民一律に支給するという制度です。 経済格差が拡大し、無人化や自動化といった労働環境の変化をうけて、 UBIは世界的にも注目を集めて…

二人の縦横家

よしをです。 春秋戦国時代に活躍した縦横家に、蘇秦と張儀がいます。 強国の秦に対して、他の6国が連合して対抗すべきと説いたのが蘇秦で、 張儀は各国に秦との同盟締結を説きました。 蘇秦の策を合従策、張儀の策を連衡策といいます。 一時期は蘇秦の合従…

もう半分

よしをです。 滑稽話や人情噺を得意にした五代目古今亭志ん生ですが、 ほかの落語家とは違い、陰惨な内容を滑稽に演じる独特のスタイルで、 「黄金餅」や「藁人形」などの怪談話をよく演じていました。 江戸永代橋脇に小さな注ぎ酒屋を営む夫婦がいました。 …

西郷隆盛は英雄か

よしをです。 西郷隆盛は薩長同盟を結んで、明治維新を先導し、 江戸城を無血開城させた明治維新最大の功労者ということになっています。 その後、明治政府に反逆して挙兵し、最期は賊将として自決に至ったため、 悲劇のヒーローとして、国民的な人気も集め…

漢字文化圏

よしをです。 漢字文化を共有している国は、 中国、台湾、日本と、南北朝鮮とベトナムがあります。 しかし、現在、実際に漢字を運用しているのは、中国、台湾、日本だけです。 日本では、漢字は4~5世紀ごろ、大陸から伝わりました。 古事記と日本書紀も、…

呂布

よしをです。 三国時代、武勇絶倫の名を欲しいままにし、戦乱を駆け巡った呂布は、 数多い三国志の英雄のなかでも異彩を放っています。 呂布の人生は、裏切りの連続でした。 かつての主君である丁原と董卓を殺し、 袁術に身を寄せますが、裏切って逃亡し、 …

改名について

よしをです。 ネットの質問コーナーで、このような相談を見つけました。 娘の名前が、「みなみ」なのだが、 結婚を前提にお付き合いをしている男性がいて、 その人の苗字が、「みなみ」だというのです。 もし、結婚すると、名前が、「みなみ みなみ」になっ…

人口爆発を止めなければならない

よしをです。 100億人の人口を抱えることになった場合、 地球がどうなってしまうのか、わたしには想像ができません。 人口は、いずれ臨界点にまで達し、 その後、人類が、急速に滅亡に向かってしまうのかもしれないと想像すると、 暗然たる気分になります…

日本人奴隷の行き先

よしをです。 1990年、日本で出入国管理及び難民認定法の改正により、 多くの南米出身の日系人が来日するようになり、 日本に定住する日系ブラジル人は、2008年には30万人に達しました。 かれらは明治時代以降、 日本からブラジルなど、南米へ渡っ…

士別れて三日会わざれば刮目して見よ

よしをです。 三国時代、呉の呂蒙は勇猛果敢な武将として知られていました。 かれは、家が貧しく、学問に触れる機会がなく、 文字の読み書きもできなかったため、自分が話す内容を部下に聞き取らせて、 書類や手紙を代書させていました。 同僚はみな、呂蒙の…

おぞましき村山談話

よしをです。 戦後日本の政治史上もっとも醜悪な体制といえば、 自民党と社会党が連立政権を組んだ村山富市政権でしょう。 それまで、日米安保反対、自衛隊の違憲を主張してきた社会党が、 過去の主張をすべて否定して、 突然、日米安保や自衛隊を容認する発…

すてまがり

よしをです。 関ケ原では、結局、最後まで島津軍は動きませんでした。 やがて、西軍の敗勢が決定的になり、 西軍は戦場の後方にある、北国街道に殺到しましたが、 退路はすでに大混雑で、初動が遅れた島津義弘率いる島津隊300は、 周囲を東軍に囲まれてし…

張飛の妻と2人の娘

よしをです。 三国志の英雄・張飛といえば、豪快無双の武将として知られ、 三国志演義には、 豪勇の士である反面、思慮が浅い酒乱として、やや滑稽に描かれ、 その容貌は「身長8尺、豹頭環眼、燕頷虎鬚」と描写されています。 主君の劉備、義兄の関羽ととも…

宗教と民衆蜂起の中国史

よしをです。 中国の王朝交代においては、 ほぼ例外なく、民衆蜂起が関わっています。 秦末の陳勝呉広の乱、王莽の新王朝の赤眉の乱、 唐末の黄巣の乱などがありますが、 中近世では、宗教団体の扇動による反乱が目立っています。 白蓮教は、南宋時代に誕生…

朝日新聞は間違いを認めない

よしをです。 本多勝一氏が編集した「中国の旅」は、 1971年、朝日新聞に4部にわけて連載され、文庫化もされました。 この本は、戦時中の日本軍のルポルタージュであり、 残虐で非人道的な日本軍の姿が、執拗に語られています。 「中国の旅」は、学校の…

改憲論議ができないなら筋を通せ

よしをです。 このブログでは、 朝日新聞をはじめとするマスコミと左派野党がタッグを組んで、 森友や「桜を見る会」問題、武漢肺炎への政府の対応など、 政府の瑕疵を掘り出しては糾弾するという一連の事象の目的は、 ひとえに、かれらが、安倍政権が考えて…

伝統は現代に

よしをです。 天下統一を目前にして、豊臣秀吉の視線は、大陸に注がれていました。 秀吉は、朝鮮に特使を派遣して、 朝鮮国王の宣祖の参内を、二度三度と要求しました。 朝鮮は、秀吉の天下統一の祝賀として、通信使の日本派遣を決定し、 正使に黄允吉、副使…

ガリバー旅行記が暗示する人間性

よしをです。 1726年にイギリス作家スウィフトが書いた「ガリバー旅行記」は、 子供向けの作品として、世界中で多くの人に愛読されています。 主人公のガリバーが航海中に遭難し、たどり着いた未知の国々で、 不思議な体験をするという物語で、 ガリバー…

妻は強し

よしをです。 諏訪部定勝は、関東の勇・北条氏邦が率いる秩父衆の重鎮であり、 勇猛果敢な豪将として知られていました。 当時の関東北部は、 北条氏と武田氏、上杉氏という、3つの強大な勢力が拮抗していました。 諏訪部定勝は、北条領の西関東の重要拠点で…

独裁政権の崩壊

よしをです。 1989年のクリスマスに、ひとりの独裁者が銃殺刑に処されました。 ニコラエ・チャウシェスクは、 1918年にルーマニアの農民の子どもとして生まれました。 11歳のときに、当時、非合法の共産主義に触れ、魅せられていきます。 1932…

韓信の慢心

よしをです。 韓信は別動隊を率いて、破竹の勢いで中国全土を席巻し、 魏(現在の山西省)に続いて、趙(河北省南部)を下し、 燕(河北省北部)を平定しました。 この間、劉邦は項羽と対峙して、終始不利な状況に置かれていました。 劉邦は韓信の参戦を求め…

死屍に鞭打つ

よしをです。 中華世界では、古来から死者を辱める行為が知られていて、 善人も悪人もみな、人は死ねば神になり、 死者を冒涜すれば、その報いは自らに返ってくるという日本人の死生観とは、 相いれないものがあります。 日本では、政争などで敗れ、この世に…