さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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ラグビーナショナルチームの愛称

よしをです。

 

ラグビーワールドカップは、南アフリカの優勝で幕を閉じました。

ほとんどの試合をライブ中継と録画でチェックしたのですが、

ベストゲームは、なんといっても、

準決勝のイングランドニュージーランド戦です。

 

イングランドの戦いぶりは、圧巻でした。

本来、キックを得意とするイングランドが、

ほとんどハイパントを採用せず、

パスを中心とする速い展開に、戦術を変更して、

ニュージーランドを圧倒しました。

イングランドには、ドロップゴールという武器もありますから、

自陣に入られると、オールブラックスの鉄壁の守備にも、

わずかなほころびが現れ、それが勝敗の結果の差となりました。

ジョーンズ監督も、してやったりといったところでしょう。

 

勝戦では、その作戦がとられず、

ボックスキック中心の戦術に戻ってしまったのが、残念でした。

それだけ、南アフリカのプレシャーが強く、

球を回す展開にもっていけなかったということなのでしょう。

 

わたしが注目した、もうひとつの試合は、、

準々決勝のウエールズ対フランス戦です。

終盤に、フランスのラフプレイがあって、

フランスは14人の戦いになりましたが、

フランスの必死のディフェンスに、

ラグビーという競技の真髄を見たように思います。

 

さて。

ナショナルチームには、それぞれ愛称があって、

優勝した南アフリカチームの愛称は、スプリングボクスといいます。

鹿の一種で、俊敏なジャンプ力で知られている動物の名前です。

準優勝のイングランドチームの愛称は、レッドローズといいます。

これは、イギリス王室の王冠に由来しています。

ニュージーランドは、ご存知、オールブラックスで、

上下黒のユニフォームに由来しています。

 

フランスは、ル・ブルー、イタリアはアズーリで、

同じくユニフォームカラー(いずれも青色)からの命名です。

南アフリカと同じように、オーストラリアはワラビーズ

アルゼンチンはロス・プーマスで、

それぞれ、俊敏な動物の名がついています。

 

ウェールズレッドドラゴンズ、アメリカはイーグルス

カナダはメイプルリーフス、ウルグアイはロス・テロス(国鳥)で、

それぞれの国旗や、国の象徴が描かれています。

 

そのほかのチームは、

フィジー(フライング・フィジアンズ)、サモア(マヌ・サモア)、

トンガ(イカレ・タヒ)、ナミビア(ウェルウィッチアス)、

ロシア(ベアーズ)など。

アイルランドスコットランドには、愛称はありません。

 

わが日本代表は、ブレイブ・ブロッサムズというそうです。

和訳すると、「勇敢な花(桜)」、といったところ。

もともと、チェリーブロッサムズだったらしいのですが、

強豪チームに対して、勇敢に戦う姿勢を見せるということで、

「ブレイブ」が当てられたのだとか。

「チェリー」には、童貞という意味があるので、

避けたのではないかと、個人的には思っています。

 

こんなことまで、イチャモンをつけるのもなんですが、

ちょっとダサいように感じます。

そもそも、桜の花に、勇ましいイメージはありませんし、

もともとのイメージにそぐわないような、

勇ましいネーミングをつけても、陳腐に感じてしまいます。

 

同じく、花をモチーフにしたイングランドチームは、

ただの「赤い薔薇」ですし、

フランスの愛称は、単にユニフォームの色です。

充分に、そのチームの特徴を表すことはできます。

 

日本の場合、単に、「ブロッサムス」、あるいは「サクラ」、

もしくは、国鳥の雉(フェザンツ)でどうかと思うのですが。

 

日本というのは、この手のネーミングについては、

絶望的にセンスが欠けているようで、

ちなみに、わたしは、「〇〇ジャパン」というのも、嫌いです。

「ジャパン」をつけなければわからないネーミングでは、

説得力に欠けますし、

実際に、「〇〇」の部分が粗製乱造されていくので、

安っぽさが目に付くばかりです。

全ての競技について、

「サムライ」で統一すればいいんじゃないかと思うのです。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。