クレジットカード犯罪

よしをです。

わたしは、現金主義で、

必要とされる以外に、クレジットカードを使いません。

クレジットカードを使用する際も、

国内でスキミングされることはないだろうと思ってはいても、

一瞬であっても、自分のカードを、他人に渡すという行為が不安なのです。

昨年（２０１７年）の不正使用による被害額は、

前年の約２倍、金額にして、１８０億円近くにのぼり、

過去最大の被害額になったそうです。

カード被害の代名詞といえば、スキミングです。

スキミングとは、決済時に、カードのデータを、別のカードにコピーする方法です。

従前は、日本人旅行者の、外国での決済時に、

被害を受けるケースが多く報告されました。

国内でも、外国人が経営するような飲食店や、風俗店での被害も、

よく耳にしますが、

そんな場所で、クレジットカードを使うのは、自業自得だと思います。

スキミングによる被害は、

ＩＣチップ入りのクレジットカードの普及により、

データのコピーが難しくなったため、現在は減少傾向にあります。

代わって、増えてきているのが、カード情報そのものを盗み取る方法です。

最大の理由は、インターネットショッピングの普及です。

嘘のメールを送って、カードの情報を入力させる、いわゆるフィッシングや、

ネットサイトそのものを攻撃して、利用者情報を抜き取る、

サイバー犯罪が増えてきました。

カード情報が盗まれたことに、気がつかないまま、

電化製品や、貴金属、航空券などの購入に使われ、

忘れたころに、身に覚えのない多額の請求書が届く、

ということも珍しくありません。

カードが不正に使用された場合、

カード会社がどこまで保証してくれるか、事前に知っておく必要があります。

すべてのクレジットカードは、盗難保険に入っているので、

犯罪被害に遭った場合、基本的には、カード会社が全額保証してくれますが、

対処を間違えれば、自己負担になる危険もあります。

カード会社では、保証適用の条件として、

●利用明細書が届いてから、６０日以内で申請しなければいけない、

●カードの裏面に署名のないものには、盗難保険が適用されない

というルールを設けています。

※キャッシングの被害については、保険が無効になる場合があります。

フィッシングやスキミングのほかにも、

ロッカー荒らし、空き巣、スリ、車上荒らしに遭った場合には、

すぐに、クレジットカードの無効手続きをすることが肝心です。

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。