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自己肯定感

 

よしをです。

 

ある心理カウンセラーの、興味深いコラムを見つけたので、ご紹介します。

 

自己肯定感が高い人ほど、

生活の意欲や幸福感が高くなる傾向があるといいます。

ところが、日本人は、外国人に比べて、

総じて、自己肯定感が低いといわれています。

外国人は、自分の成果を、実際よりも誇張して語りますが、

日本人は、どうしても控えめになってしまう傾向があります。

 

そういった日本人の資質は、根本的には変えられないにしても、

どうやって、われわれが自信をもち、

幸福感を見つけられるのかを考えたい。

カウンセラー氏は、通勤電車に乗って、乗客を観察します。

 

自信満々な態度で、席に座り、

周りを威嚇するように睥睨しているような人がいます。

ぱっと見は、尊大な態度をとっているため、

自己肯定感が高いと思い込んでしまいますが、

本当に自己肯定感が高いのであれば、

周りを威嚇するような態度をとる必要はないわけです。

カウンセラー氏は、こういう人は、自己肯定感は高くないと、判断しました。

 

続いて、

電車の中で、ヘッドフォンでひたすら音楽を聴いている人を観察します。

こういうタイプの人は、自分の世界に入っているようでいて、

本当は将来の不安や、人間関係のトラブルなど、

次から次へ浮かんでくる、現実世界の煩わしさから逃避するために、

耳を閉ざしているだけなのではないか、と考えはじめます。

 

こうして観察してみると、

自己肯定感の高い人には、なかなか巡り合えません。

 

カウンセラー氏は、はっとして、気がつきます。

これまで、カウンセラー氏の観察は、

自分にとって、不快を感じさせるような人ばかりに、

注意が向いていたのです。

 

実は、自己肯定感の高い人は、自分とはタイプの違う人間なので、

これまで、意識が向かなかったのではないかと思い当たります。

そして、あらためて、さまざまなタイプの乗客を観察して、

カウンセラー氏は、

周りを気にすることなく、自然体で目立たない人こそが、

自己肯定感の高い人であるということを、発見します。

 

自己肯定感が高くて、自分が他からどう思われようが気にしないから、

威嚇もしないし、過剰に何かに集中することもなく、自然体でいられる。

周りの言動が一切気にならなくなり、

自己の中で自然に平安を保ててしまう。

日本人の自己肯定感は、

外国人の自己アピールとは異なる表現方法だったということです。

 

う~ん。

わたしも、通勤電車で観察してみようか。

しかし…、自己肯定の境地は、わたしには100年早いようで(汗)。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。