さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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メンタル社員

よしをです。

 

最近、どの会社でも、心に問題を抱えた社員が増えているように思います。

会社への帰属意識の低下、非正規社員の増加、長く続いた不景気、

ゆとり教育など、原因は、複層的にからんでいるとは思いますが、

昭和を生きてきたわたしとすれば、

「最近の若者は我慢が足らない」、

という一言に、つきてしまいます。

 

低ストレスの職場に異動させて、緩やかでも回復してくれればいいのですが、

いつまでもズルズルと休みがちになってしまうと、

本人にはお気の毒ですが、会社は不良債権を抱えたのも同じです。

 

わたしの以前の職場(営業セクション)での実体験です。

営業経験のない、30代前半の社員が、

わたしの職場に異動してきたのですが、

なんと、3日間でギブアップしてしまい、

異動の翌週からメンタル休暇に入るという、前代未聞の出来事がありました。

 

会社に出てこられなくなった理由は、

取引先に挨拶に出向いたところ、

ワンフロアに100人以上の社員が座っているようなオフィスで、

「大勢の人に圧倒されて怖くなったから」、なんだそうです。

元々、メンタルの弱い人だったようなのですが

 

「小学生ですか?」

 

さらに呆れたのは、かれが復職したときのことです。

結局、半年間、自宅療養してから、

営業セクションではなく、管理部門に異動して、

復職することになったのですが、

「復職したかれは、すごく晴れやかな顔をしていて明るかった」、

というのです。

 

以前もお伝えしている通り、わたしは30年間、

「会社行きたくない病」です。

長く勤め人をしていれば、

「明日、会社に行きたくない」、

「いっそ、会社を辞めてしまいたい」、

などの気持ちになることも、少なくありません。

 

それでも、会社を休まないのは、

自分のプライドのためであり、

休むことより、復帰するときの方が、精神的に何倍も辛い、

と考えるからです。

 

しかし、前述の「かれ」は、易々と、そのハードルを越えてしまいます。

時代なのか、何なのか。

「恥を知れ!」、と、言ってしまいたくなるわたしは、

やはり、昭和の人間なのでしょう。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。