さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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またしても、プリウス

よしをです。

 

 

東京・池袋で、87歳の男性が運転する自動車が、

猛スピードで横断歩道に突っ込み、

歩行者を次々と跳ね飛ばす事故が起こりました。

この事故によって、自転車に乗っていた母親と、3歳の子どもが、

亡くなるという悲惨な結果になりました。

 

高齢ドライバーによる、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が、

頻繁に報告されていますが、これらの事故を起こしているのは、

特定の車種が多いという指摘が、以前から、SNSなどで囁かれていました。

 

その車種とは、トヨタプリウスです。

過去にも、プリウスによる、重大事故が報告されています。

2017年には、東京・吉祥寺駅前で、

85歳の男性が運転するプリウスが暴走し、

歩行者を次々跳ねて7人のけが人を出す事故がありました。

また、2016年には、福岡市内の病院の駐車場に、

64歳のタクシードライバーが運転するプリウスのタクシーが突っ込み、

10人が死傷するという、痛ましい事件が起こっています。

 

また、コンビニの駐車場などでの事故が相次いでおり、

ネット上には、これらのプリウスの暴走事故の画像が、溢れています。

冒頭で紹介した、池袋の事故も、やはり、プリウスによるものでした。

 

プリウスは、国内販売台数が400万台を超える人気車種ですから、

絶対数が多い分、事故や不具合の報告は、当然多くなります。

しかし、単純に販売台数が多いだけでは説明できない、

事故の偏りがあるということが、以前から指摘されているのです。

 

それらの事故の原因が、プリウスのシフトレバーにあるという指摘があります。

プリウスのシフトレバーは、シフトノブといって、

通常のレバーと比べると、かなりサイズが小さいもので、

慣れていないドライバーにとっては、操作がわかりづらいのです。

 

プリウスのシフトノブの、他車との特徴的な相違は、

たとえば、どのレンジにギアが入っていても、

見た目のレバー位置が同じであることや、

P(パーキング)がレバーではなく、ボタンになっている点などがあります。

また、レンジの表記は、N(ニュートラル)、D(ドライブ)、R(リア)は、

他メーカーと同じですが、B(ブレーキ)という表示があり、

このBを、(バック)と誤認するケースがあるといわれています。

 

ネット上では、プリウスを運転する際には、

これまでの運転技法を一旦忘れてからでないと、

混乱するという意見も、多く寄せられているようです。

 

しかし、他社のハイブリッドカーを確認してみると、

たとえば、ホンダのフィットやヴェゼルでも、ギアの形状は、

同じような、小型のシフトノブが採用されており、

シフトノブ問題は、プリウスだけの特殊な事情ではないようなのです。

 

実際に、フィットやヴェゼルの暴走事故は、あまり目立ちませんから、

プリウスの事故の直接の原因は、単純なシフトの構造問題というよりも、

それを操作する人間の、運転技術の問題であると、想像できるのです。

 

実際、プリウスは、シニアドライバーをメインターゲットにした、

販売戦略を採用していました。

したがって、プリウスの暴走事故が多発する原因は、

この車が、高年齢者が多く乗る車種であるからという、

ごく単純な話なのではないかと、わたしは考えているのです。

 

結論からいえば、プリウスの暴走事故は、

わかりやすい、従来型のシフトレバーへの形状変更で、

相当程度、問題が解決できるのではないでしょうか。

メーカーは、ある程度、事故原因を把握しているようにも思うので、

レバー形状の改善に向かわない理由が、

わたしには、よくわからないのですが…。

 

 

 今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。