人生ハウツー本について
よしをです。
最近、定年やシニア関連のハウツー本を読むようになりました。
「50歳を過ぎたら読む本」
「老後難民とならないために」
「豊かな老後のために」
といった本です。
読書については、文芸書や哲学、ノンフィクションなど、
仕事と無関係な書籍に限って読んできた歴史があります。
人生とは自分で切り開くもので、ハウツー本の助けを借りるのは「恥」であると
勝手に判断し、そういう類の本を読む人をバカにしていました。
(若い頃には、恋愛ノウハウ本(「こうすればモテる」みたいな本)が
流行ったことがありますが、今でもそういう本はあるのかな?)
しかし、卒サラを控えて、いろいろなアイデアを探す段になって、
「たまには、こういう本も読んでみるか」という気になりました。
レジにもっていくのが恥ずかしいので、立ち読みが多いですが…。
大変恥ずかしいのですが、
人生ハウツー本、なかなかイイこと、書いてあります(汗)。
筆者の皆さま、立ち読みばかりで、申し訳ございません(謝罪)。
定年後の生き方について、たとえば、こんな言葉に感銘しました。
●他人の評価を気にしないこと
●過去の地位や実績を忘れること
●金銭に執着しないこと
いや~、耳が痛い。
居酒屋で、現役時代の武勇伝を語るご老人がいます。
飲んで憂さ晴らしも、ときには必要だと思いますが、
こういう場所で、
「今、自分はこんなこと(仕事・趣味など)をやっている」と自慢できたら、
もっと楽しいですよね。
先日、同僚と酒を飲んでいると、隣の席の70歳ぐらいの男性2人が
熱心に語り合っていました。
話題はお互いの仕事の話です。
一人は、シルバー人材センターに加盟していて、毎日忙しくしているとのこと。
もともと庭師だったわけではないが、趣味で家庭園芸をしている関係で、
庭の手入れの仕事を紹介されたと説明していました。
「作業中に、腕を毛虫に刺された」ということで、
半袖のシャツから大きな包帯が見えました。
もう一人は、最近、放置自転車の回収・海外転売を起業したということでした。
わたしは、同僚との会話もそぞろに、聞き耳を立ててしまいました。
行政から指定を受けて放置自転車を回収し、ピカピカに整備をしてから、
東南アジアやアフリカに転売しているということです。
「道に金が落ちているようなもんだ。体力仕事だが、儲かる」
面白そうでしょ?
このように、頑張っている70代もたくさんいます。
わたしも負けないようにしたいです。
今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。