風邪の季節
よしをです。
仕事で新幹線に乗ることが多く、冬の時期の、周りの乗客が気になります。
大勢の乗客と、長時間一緒に過ごさなければならない、
新幹線や航空機では、風邪をうつされる危険を常に感じます。
このところ、急激に寒くなり、
通勤電車でも、マスクをしている人を多く見かけるようになりました。
少し離れた場所でも、咳をしたり、鼻をかんだりしている人がいると、
気が気でありません。
マスクをしている人はまだしも、なにもせずに咳きこんでいる人を見ると、
正直なところ、腹立たしくなるときもあります。
アメリカ科学アカデミーから、航空機の機内で、
風邪をうつされる確率を計測したデータが、公表されました。
飛行時間3~5時間の国内線で、調査を実施した結果、
風邪をひいている乗客の、左右それぞれ2座席以内と、
前後1列以内に座った乗客が、風邪に罹患するリスクは80%で、
それ以外の席では、3%未満だったということです。
運悪く、患者のすぐ近くの席に座らされた場合には、
ほぼ確実に、伝染することを覚悟しなければならないという、
ある意味、衝撃的なデータです。
一方で、よほど近い席でなければ、
ほとんど、感染するリスクはないということのようですが、
データの正確性については、少し疑問もあります。
咳きこんでいるような患者の場合、
ウイルスは、もっと広範囲に拡散するようにも思えるし、
ウイルスの感染力にも、個体差があるのではないかと考えます。
そもそも、神経質なわたしとしては、
罹患率3%は、決して、低いリスクとは思えないのです(汗)。
一方で、ウイルスで汚染された内装や、備品の表面に付着したウイルスは、
最大で24~48時間、
感染力をもったまま、潜伏する可能性があるということですから、
むしろ、そちらのほうに、留意しなければなりません。
わたしは、電車や公共施設など、人が多く集まる場所では、
満員電車など、いたしかたない場合を除いて、
咳やくしゃみ、鼻をかんでいる人から、できるだけ距離をとるなど、
普段から、可能な限り、かなり過敏な対策をしています。
それでも風邪にかかることがあるのですが、それは、別の理由からです。
わたしは、考えごとをしていたり、ちょっとしたはずみなどで、
手を口元や鼻のあたりにもってくる癖があるのです。
感染源から遠ざかったつもりでも、
ウイルスで汚染された器物に触れて、口元にもっていくようでは、
感染は防げるはずもありません。
わかっちゃいるけど…。
なにせ、無意識の行為なので、なかなか防ぐことが難しいのです。
これらの反省をふまえて、
今後は手洗いをまめにすることと、
出張で新幹線を使う際には、除菌シートや除菌ジェルなどを携帯して、
自分の手や、触れる可能性がある場所をきれいにすること、
それから、口元に手をやらないように、
マスクを忘れないように着用することを心がけます。
今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。