さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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ギャンブル必勝法

 

よしをです。

 

パチンコ、パチスロ公営ギャンブルなどの必勝法伝授は、

古典的な詐欺ですが、いまだに騙される人が多いようです。

お年寄りのような情報弱者ではなく、

若い人が被害にあうケースが多いらしく、

わたしなどは、意外に感じてしまいます。

 

やはり、ゆとり教育のせいでは…。

 

必勝法詐欺の手口は、このようなものです。

まず、必勝法を得るまえに、会員登録が要求されます。

登録料を支払うと、

競馬であれば、どこそこの第何レースの当選番号を伝えます。

その際、登録料とはほかに、

配当金の数パーセントを、事前に支払うなどの条件が提示されます。

悪徳業者は、当たり馬券を操作できるのだといいます。

こんな不正操作ができるわけもなく、まったくのインチキ情報なので、

当然、馬券は外れます。

客のクレームに対しては、

直前に監査が入って裏操作ができなかったとか、

情報漏洩があって、急遽、工作が中止になったなどの、

巧妙な言い訳が用意されています。

 

悪徳業者は、

今回はうまくいかなかったが、次回はもっと高配当の情報を教えるので、

特別会員になってほしいなどと、さらに泥沼に誘い込みます。

こんな古典的な手口に、騙される人がいるのは不思議ですが、

実際に、女子大学生が、競馬必勝詐欺にひっかかり、

300万円の被害に遭ったというニュースを、先日耳にしました。

 

宝くじ詐欺の場合は、もっとリアリティがあります。

まず、電話で、ロト6の当選番号がわかるという勧誘をします。

「今回の当選番号は、何番なので、あすの新聞で確認してほしい」と伝えます。

実は、

当選番号が、新聞に掲載されるのは翌日なのですが、

抽選日の当日、インターネットで番号を知ることができるのです。

被害者は、当選的中に驚き、高額の会員登録をしてしまうのです。

 

詐欺被害者は、こんな単純な仕組みに、騙されてしまいます。

 

パチンコなどのギャンブル必勝法については、

雑誌やインターネット広告で、おおっぴらに勧誘をつのっていますが、

これは、必勝法伝授の書籍や情報を売る、合法的な広告です。

 

しかし、競馬やパチンコ情報を高額で購入し、情報通りにやっても、

まったく勝てません。

そのような偽情報を売るのは、不正行為だと訴えようとしても、

広告にも、必ず利益がでる保証はない旨の表記がされていますし、

あくまでも、雑誌や情報商材の広告をしているだけだという、

悪徳業者側の主張については、反論が難しいのです。

情報の売買は、違法でもなんでもありません。

 

冷静になって考えてみれば、ギャンブルに必勝法などありません。

残念ながら、騙される方が悪いのです。

くれぐれも詐欺被害には気をつけたいですね。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。

来年も引き続き、ご贔屓のほど、よろしくお願いします。