さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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副業に関すること

よしをです。

 

目薬やスキンケア商品などで有名なロート製薬が、

2016年から、従業員の副業を認める制度(社外チャレンジワーク)を、

スタートしました。

これに関連するニュースやSNSの反応をみると、

一般的に、好意的な受け止めがされているようです。

 

そもそも、会社が副業を禁止することは、法律上は認められていません。

就業規則によって、社員を拘束できるのは、

あくまでも労働時間内のことであって、

終業時間外に何をしようが、本人の自由なのです。

休日に家族旅行に行ったり、終業後に酒を飲んだり、

スポーツジムに通うのと同じように、副業することは、認められるべきです。

 

その原則のもと、オーバーワークによって、

本業に影響が出るような副業や、

会社の信頼を損なうような副業に限っては、

例外的に禁止することができるというのが、法律的な考え方です。

たとえば、女性社員が水商売でアルバイトしていたとか、

会社幹部が、自社と競合するライバル会社を設立したといったケースです。

しかし、それらの悪影響を拡大解釈して、

副業を禁止しているというのが、大多数の副業禁止企業の自体でしょう。

 

ロート製薬では、社外チャレンジワークは、事前の登録制になっていて、

土日祝日、終業後の副業を認めています。

副業をするための条件は、3つあります。

公序良俗に反しないモノ、

自社の社員として名前を出さないこと、

同業他社での仕事をしないこと、の3点です。

実際に、どんな副業が申請されたのか、気になるところですが、

ライター、ドラッグストア勤務、地ビール製造、NPOなどがあったそうです。

 

会社では、単なる小遣い稼ぎを奨励しているのではなく、

広く視野をもち、やがて、本業に生かしてほしいというのが目的です。

実際に、ロート製薬の幹部へのインタビューによれば、

副業をしている社員のほうが、優秀なケースが多いといいます。

もっとも、あまりに優秀な社員だと、

そのまま、独立起業してしまうリスクもありそうですが(汗)。

 

ロート製薬のほかにも、

リクルート、ヤフー、グーグル、サイボウズなどの企業が、

副業を解禁しているそうですが、

これから解禁する企業が増えるかといえば、そうでもなさそうです。

 

わたしの会社は、

世の中の一般的な企業と同じく、副業は禁止されています。

実際に、副業が認められれば、

チャレンジしてみたい仕事が、いくつかありますが、

残念ながら、近い将来的にも、解禁はなさそうに思います。

したがって、

やはり、卒サラ後は、自力でなんとかするしかなさそうです。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。