さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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固定電話は無用の長物か

よしをです。

 

 家庭にある固定電話の利用価値が、ほとんどなくなってしまいまいた。

今や、携帯電話は、ほとんど、すべての世代に受け入れられていて、

固定電話は、勧誘か、振り込め詐欺にしか、

活用されていないのではないかとすら考えてしまいます。

 

わたしの自宅の電話も、発信に使うことは、ほぼ皆無で、

着信は、ほとんどセールス電話です。

そのような状態ですから、ほとんど使っていない固定電話に対して、

銀行口座から天引きされている毎月1700円の基本料金は、

ほんとうにモッタイナイと感じています。

 

これは、自宅用の電話に限ったことではありません。

たとえば、飲食店の予約について、電話受付をしない店が増えました。

飲食店以外にも、

あらゆるサービス業のネット予約は、めずらしくありません。

また、ビジネスにおいても、会社の代表電話が鳴ることは、

過去に比べて、ほとんどなくなっています。

営業マンは、携帯電話で取引先と話をしますし、

メールやLINE、WEBの会話機能を利用しています。

 

固定電話にも利点はあります。

アナログ式の電話は、停電中でも使用できますし、

災害時には、携帯がつながりにくく、固定電話のほうが有利だったりします。

また、最近は、それほどうるさく言われなくなったと思いますが、

固定電話には一定の金銭的価値があり、

個人の信用につながるといった考え方があります。

そのほかのメリットとしては、固定電話と携帯電話を同系列の会社にすると、

料金割引がある程度ですが、

まあ、こんなことは、ただの反射的利益に過ぎません。

 

電電公社の時代、固定電話を開通するためには、

設備料という、加入権利料が発生するのですが、これが高価なものでした。

わたしも、学生時代に独り暮らしを始めた際、

固定電話を開通するために、権理料を支払ったのですが、

30年以上前ですが、たしか8万円程度だったと記憶しています。

権利料は、民間で売買されるため、

前述のように、固定電話には、金銭的価値があるとされていたのです。

 

固定電話の権利の買取は、民間の電話買取専門店がおこなっていますが、

昔であれば、40000~50000円で買い取ってくれました。

ところが、現在、買取価格の相場は、1000~2000円だそうですから、

資産価値も、なくなってしまいました。

少し前は、役所などの書類にプロフィールを入れる際、

固定電話の番号が必需の場合もありましたが、

今はそんなこともありませんし。

個人以外でも、

どうしても必要なのは、会社の代表番号か病院ぐらいでしょう。

 

新規の加入増加も考えられないため、

今後は、固定電話は、ますます無用の長物になると感じています。

固定電話を解約した場合、面倒な勧誘電話がかかってこなかったり、

詐欺電話がないというのは、最大のメリットですから、

必然的に、契約台数は減少していくことになるのでしょう。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。