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バカバカしいからやめてほしい

よしをです。

スポーツ留学生といえば、
わたしは、明徳義塾高校朝青龍を思い出してしまうのですが、
現在、留学生が、「猛威」をふるっている団体競技といえば、
駅伝とバスケットボールです。

全国高校駅伝に外国人留学生が搭乗したのは1992年のことです。
それまで、目だった成績を残していなかった、仙台育英高校は、
1993年に男女2人ずつのケニア人留学生を起用して、
圧倒的なタイムで初優勝し、
同高は、その後も外国人の起用で上位を独占しました。
北京オリンピック男子マラソンで優勝した、
サムエル・ワンジル選手も、仙台育英出身です。

高校スポーツ連盟は、留学生の増加に危機感を覚え、

駅伝に限らず、すべての競技において、
外国人留学生の参加は、エントリー人数の20%以内、
という規定をつくりました。

人数制限ではなく、20%以内としたのは、
ほかの競技でも、留学生が増えてきており、
エントリー数の異なる全競技に、規定を該当させるという意味です。
たとえば、団体競技では、
野球なら20人、バスケットボールなら最大15人などと、
エントリー人数が異なるからです。

その結果、高校駅伝に出場できる外国人選手は、
男女とも1人ずつになりました。
さらに、高校駅伝大会では、2008年から最長区間の1区に、
外国人留学生の起用が禁止されました。

2018年6月、全九州高校体育大会バスケットボール男子準決勝戦で、
宮崎県の延岡学園コンゴ人留学生が、
オフェンスファウルを取られたことで激高し、審判を殴るという、
前代未聞のトラブルが起きました。
この選手は、この年の2月に来日したばかりで、
母国語(フランス語)でコミュニケーションできる環境がないため、
ホームシック気味だったという証言もあります。
試合後、かれは号泣しながら、
「スイマセン、スイマセン」と、謝罪していたそうですが、
殴打する様子がSNSで拡散したことで、反響が大きくなり、
学校は、この選手を自主退学とし、帰国させてしまいました。

バスケットボールでは、高身長が、絶対的なアドバンテージです。
2メートルの選手が1人入るだけで、
チームはまったく違うものになります。
20%ルール」により、

私立の強豪校には、5人編成のチームのうち、かならず1名、
2メートルのアフリカ出身選手が入ってくるわけです。
かつて、最強を誇った、秋田県能代工業は、
留学生のいる高校に勝てなくなってしまいました。

2004年のインターハイで優勝した福岡第一高校は、
主力のセネガル人留学生の年齢詐称により、
優勝を剥奪されました。
この選手は、高校入学時、すでに21歳だったそうです。

お金の問題も指摘されています。
アフリカ各国には、留学生ブローカーが存在していて、
有力選手獲得1名につき、コーディネート料と、成功報酬、
あわせて数百万円が動くといわれています。
これは最早、高校の部活ではなく、プロ競技の領域です。

高校のバスケットの試合で、
2メートルを超える留学生選手と対戦することに、
技術の修練の機会などの、メリットがあると語る人もいますが、
公立高校から、インターハイ本選に進出する機会を奪っておいて、
この人たちは、一体、何をいっているのでしょうか。

フェアな条件で戦えないゲームなど、無意味でしょう。
もう、こんなバカバカしいことはやめてほしいのです。


今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。