さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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キャンペーンガール

よしをです。
グレタ・トゥーンベリは、
俳優の父親と、著名なオペラ歌手の母親との間に、
2003年に、スウェーデンの首都ストックホルムで生まれました。
8歳の頃、地球温暖化による環境破壊の現実を知り、
地球環境が脅かされている現状を思い、深く悩みます。
11歳のとき、鬱状態になり、のちに、アスペルガー症候群
強迫神経症、選択的無言症と診断されました。
15歳になると、グレタは社会や大人に対する不満と怒りが頂点に達し、
「学校ストライキ」を実行します。
スウェーデン政府が、パリ協定の目標を守るようにと、
国会議事堂前で、座り込みをはじめたのです。
以後、毎週金曜日に座り込みをおこない、注目を浴びるようになりました。

グレタの活動は、世界中の学生の共感をよび、
学校ストライキの輪が広がりました。
グレタは、音楽家の母親に、飛行機での移動をやめるように訴え、
母親は、飛行機での移動をともなう海外公演を中止しました。
父親も俳優をやめ、
一家は、グレタの活動を全面的に支える生活を開始しました。

飛行機での移動を否定しているグレタは、
イギリスから、ヨットで2週間かけてアメリ東海岸に移動し、
2019年9月に、にニューヨークの国連本部で開催された、
気候行動サミットに登場し、気候変動への対策を訴えました。

国連での演説で、
「人びとは苦しんでいます。人びとが死んでいます。生態系が崩壊しつつあります。わたしたちは、大量絶滅の始まりにいるのです。それなのに、あなたたちが話すのは、お金や、永遠に続く、経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そんなことがいえますね」、と訴えました。

国連での、気候行動サミットへの参加後、
スペインで開催されるCOP25に参加するために、
アメリ東海岸から3週間をかけて、大西洋をヨットで横断しました。

グレタは、フェイスブックツイッター、インスタグラムで、
環境に関する意見とともに、自身の動向を発信しています。

スペインのマドリードでおこなわれたCOP25に参加したあと、
グレタは、スウェーデンへの帰路に、鉄道を利用しています。
グレタは、ドイツ鉄道の車内で、床に座っている写真を、
ツイッターに投稿しました。
しかし、実際にはファーストクラスに乗車していて、
床に座る写真は、単なるパフォーマンスではないのかという、
批判が殺到しました。

グレタは、スイスのバーゼルからの列車が運休になった影響で、
帰路には2本の列車を乗り継がざるを得ず、
その結果、フランクフルトから乗り換えた車両では、
床に座らざるを得なかったのだと、ツイッターで反論しました。
しかし、ドイツ鉄道は、乗り換えはあったものの、
グレタは終始、ファーストクラスに座っていたと説明しています。
両者の主張は、完全に食い違い、
グレタのメッキが、剥がれかかっているように思います。

フェイスブックのバグによって、
一定期間、すべてのページの管理者が閲覧可能になり、
誰が有名人や企業のアカウントに投稿しているのか、
知ることができたのだそうです。
そこで、ある人物がグレタのページを調べると、
父親スバンテと、インド人の環境活動家プラザップ氏が、
彼女のページを管理していることが判明しました。

グレタは声明を出しました。
フェイスブックは、ツイッターとインスタグラムに投稿した内容を、
シェアするためだけに使っており、
父親のアカウントを使ってシェアしていたとか、
自分の前に当該ページのユーザーネームを取得していた環境活動家と、
共同管理していたなどと、反論しました。
共同管理というのも、目的がよくわかりませんが、
たまたまユーザーネームが一致したのが、環境活動家というのも、
納得することが難しい説明です。

要するに、グレタの投稿は、本人ではなく、
父親やインド人活動家が書いていた可能性があるということであり、
想像するに、この声明(言い訳)を考えたのも、
グレタ本人ではなく、周りの大人なのでしょう。

グレタは、環境活動家の広告塔として使われている可能性があります。
おそらく、当初は、自分の熱い思いから、
学校ストライキの活動を始めたものの、反響が大きくなると、
当初は、環境活動家でもあった母親がコーディネートし、
のちに、プロ活動家の手を借りて、プロ化していったのでしょう。
言い換えれば、環境活動のキャンペーンガールです。
わたしは、ヨットで大西洋横断するあたりから、
おかしくなっているように感じています。

何が本物なのか、わからない時代になりました。
いやな時代です。


今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。