さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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人事担当者に聞いたエピソード

よしをです。

 

就職戦線は、現在、売り手市場になり、

どの企業でも新規採用が難しくなっています。

その結果(というかなんというか)、

トンデモ応募者のエピソードにも、事欠かなくなっているようです。

 

先日、取引先の担当者と雑談をしていて、

いくつか、特徴的なエピソードを入手しましたので、お伝えします。

この会社は、名前は伏せますが、誰でも知っている、

東証一部上場の企業で、

毎年、就職ランキングでも上位に入る有名企業です。

 

かれは、人事部門の担当が長く、最近になって販売部門に異動になった人。

わたしが管理部門での苦労話を聞いたところ、

人事採用の、生々しい苦労話を聞く機会を得ました。

 

(その1) 電話

面接の連絡のために電話をかけたところ、

「わたし、応募しましたか?」、との一言。

おそらく複数社に応募していて、エントリーしていたことを忘れたようだ。

電話のパターンでは、折り返しが一切ないパターンや、

男性応募者の携帯に連絡をとったところ、

いかにも頭のわるそうな女が出て、速攻で不採用になったケースもある。

 

(その2) 履歴書

履歴書の真ん中に、大きくコーヒーのしみがついていた女性応募者。

面談の場に現れたのは、モデルのようなすごい美人だった。

大学も一流で、受け答えも、しっかりしていたが、不採用とした。

履歴書の汚れは、ときどき見られるようで、

醤油や、何かよくわからない液体のしみ、血液(!)のパターンもあった。

最近は、ワープロではなく、手書きの履歴書を求めるケースが多く、

幼児の落書きのような、とんでもない悪筆の履歴書もみられるようだ。

あとは、女性の履歴書にみられるもので、

加工しすぎて、本人かどうか判別できない写真が

添付されているケースは結構多い。

 

(その3) 服装

全身、緑色のスーツで現れた男性。

靴下まで緑色で、吉本新喜劇のようだった。

当然、不採用にしたが、バブルの時代なら、

間違って採用されたかもしれない。

(わたしの時代だと、大川総裁みたいな連中か?)

 

こういう手合いを相手にしなければならないとは、

人事採用担当とは、大変な仕事です。

しかし、これらはわかりやすい、ダメなパターンだといいます。

 

問題なのは、

注意深く観察して、ちゃんとした人物だと確信したうえで、

採用した場合でも、

やがて、かれらがモンスターに成長してしまうケースです。

こうなると、人事担当者は責任を感じてしまいます。

 

その結果、心を病んでしまう、気の毒な採用担当者もいるということで、

つくづく、人間観察の難しさを感じます。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。