さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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メディアリンチが横行する時代

 

よしをです。

 

マスメディア世界における、ネガティブキャンペーンの話です。

これまでも、断片的にお伝えしてきましたが、

目に余る事例があまりにも多く、

自分なりの意見をまとめてお伝えしたいと考えました。

 

きっかけは、以前取り扱った、大相撲へのバッシングでした。

貴乃花へのメディアスクラムは、集団リンチの様相を呈しました。

8月には、とうとう巡業先で倒れ、

一時は、意識不明になるという事態になってしまいました。

杉田水脈氏の「LGBTは生産性がない」発言に対する非難、

最近では、一連のスポーツ界のパワハラ問題など、

 

テレビのワイドショーが、連日大事件のように伝えています。

たしかに、パワハラは社会問題になっていますし、

特定の人物が、トップに君臨し続ける組織には、問題があります。

しかし、それにしても思うのが、

 

「連日伝えなければいけないような、話題なんですか?」

 

地上波テレビの場合、

ニュースが、ゴシップ番組と化しているような状態ですから、

上記のハラスメント事案なども、

本質的に、怒りをもって伝えているというよりは、

エンターテインメントの一部として、扱っている印象があります。

ボクシング協会の、「チョットアタマノオカシイ理事長」の言動を、

面白おかしく、取り上げているだけのように感じたのは、

わたしだけでしょうか?

 

民放テレビの低俗化は、憂うべき問題ですが、

わたしが伝えたいのは、もっとウェットな問題です。

この国のマスコミは、

最近とくに、正義(に反すること?)に関して、

ヒステリックに反応することが、

多くなってきていると感じるのです。

いわば、かれらが勝手に認定した、絶対的な正義に対して、

反論を許さない態度です。

モリカケ問題は、その代表的な例です。

わたしには、未だに、何が問題なのか、理解できませんが…。

 

先ほどの、杉田水脈氏へのバッシングもそうですし、

東京MXテレビの「ニュース女子」の、

沖縄基地反対運動への疑問など、

大手メディアの過剰反応には、気味の悪さを感じています。

絶対正義をタブー化し、言論を圧殺している例は、

以下のようなものがあげられます。

 

原発に関する肯定的な発言

・男女平等社会への疑問や、性差への言及

外国人参政権に関するネガティブな発言

・「しばき隊」に代表される、左翼的な活動に対する批判

憲法改正に関する、肯定的な意見

 

これらの意見が、マスメディアで公表されること、

あるいは議論の対象にすることは、ほとんどありません。

それどころか、これらの発言の主を、

魔女狩りのようにしてつるし上げ、

社会的に抹殺するような動きがみられるのです。

 

日本のマスコミは、非情に危険な状態にあると思います。

若者を中心に、マスメディアへのリテラシーは低下しています。

必ずしも、マスメディアは正しくない、

という風潮が広がりつつあります。

これは、一義的に、メディアの自業自得なのですが、

インターネットに流布する、

無責任で、極端な言論がまかり通ることも、

危険だと感じています。

 

わたし自身は、単純なメディア悪玉論には与しません。

「新聞・地上波テレビ各社(民放はどうでもいいので、せめてNHK)には、

早く正常な言論の場に戻ってほしい」

これが、個人的な思いです。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。