Amazonギフト券の可能性
よしをです。
Amazonギフト券とは、
Amazonで買い物をする際に使える、プリペイドカードです。
種類は9種類あって、
使い切りタイプと、チャージできるタイプがあります。
贈答用にも使われますが、
チャージタイプのギフト券は、メリットが大きいため、
自分使い用する人も多いようです。
現金をチャージすると、
プライム会員で2.5%、通常会員で2%のポイントがつきます。
たとえば、現金を10万円チャージした場合、
2500円(2000円)のポイントがつき、Amazonでの買い物に使えます。
さらに、ポイントの有効期限が10年と長く、
失効するリスクが少ない、というメリットがあります。
(偉そうにお伝えしていますが、実は、最近知ったばかりで…)
これ、銀行預金の代わりになるかも…。
そうなのです。
チャージしたお金は、Amazonでの買い物に限定されるとはいえ、
ほぼゼロ金利の銀行預金に比べて、
使う場合のメリットは、現金よりもはるかに大きくなります。
また、Amazonギフト券は、ネットで売ることもできるので、
チャージ残高に応じて、現金化することも可能です。
日本の国内資産の多くが、
個人の銀行預金や、タンス預金などで、凍結されています。
消費者の間に、メリットが周知され、
銀行預金から、Amazonギフト券への流れが生まれれば、
国内消費拡大への起爆剤になるのではないか、と想像します。
アメリカでは、
「Amazon GO」という、Amazonが展開する店舗(無人コンビニ)が、
展開しはじめています。
もし、日本国内でも出店されるようになれば、
Amazonギフト券の利便性は、さらに高まります。
個人的には、外資に対するアレルギーがありますが、
Amazonギフト券の普及については、
旧来の日本の悪習(過剰な預金)を断つ効能を生み出すことが、
可能なのではないかという、期待感をもっています。
ただし、Amazonの販売シェアが大きくなるにつれ、
既存の実店舗での物販に影響が出てくるため、注意が必要です。
また、国内企業の保護という意味でも、
Amazonに対抗する、プリペイドカードの台頭が待たれます。
以前にもお伝えしたように、
わたしは、クレジットカードの決済は、できるだけしない方針です。
なぜなら、クレジットカードには、
電子的、あるいは人為的な不正の可能性があり、
使用時に、危うさを覚えるからです。
その点、プリペイドカードは、残高の範囲でしか使えず、
電子的な不正は、比較的少ないと思われるので、
安全な決済方法として、有力なツールだと考えられます。
ただし、わたしは、一方的なキャッシュレスの拡大には否定的です。
日本の国情を考えた場合、
現金で買い物ができる余地も残しながら、
同時進行で、プリペイドカードの普及をすすめるべきでしょう。
わたしは、プリペイドカードの普及を応援します。
今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。