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平壌の春

よしをです。
北朝鮮金正恩労働党委員長の重病説が囁かれているといいます。
ジャーナリストの篠原常一郎氏によれば、

正恩委員長の容体悪化にともない、
フランス医師団の平壌入りの情報が入ったということです。

かつて、金正恩氏が、隣国のスイスに留学していた関係で、
母親の高容姫氏が、乳がんを患った際にも、
フランスの医師団に診察を受けていたといいます。
1991年に、金日成主席が心臓疾患を患ったときには、
フランス医師団が訪朝して治療がおこなわれ、
呉振宇人民軍元帥が訪仏して、肺がんの治療を受けたこともあります。

2019年の年末、
通常であれば1日開催の、朝鮮労働党中央委員会全員会議が、
4日間にわたって開かれ、
翌新年には、金正恩氏の「新年の辞」もありませんでした。
たしかに、何か普通でない様子が窺えます。
2020年に入って、武漢肺炎の影響で、
国境封鎖の情報が伝わっていますが、
金委員長の動向が、ほとんど伝わってこないこともあり、
重篤説に、説得力が出てきたように思います。

篠原氏によれば、金正恩氏の容体悪化にともない、
金一族による、集団指導体制の準備がすすんでいるということです。
妹の与正氏は、朝鮮労働党の事実上のトップの地位にありますが、
叔父にあたる金一平氏が急遽帰国し、政府の要職に就任しています。

ソウル在住のジャーナリスト、朴承珉氏によれば、
2020年1月に、金正恩氏が、平壌市内の病院で、
狭心症の手術を受けたといいます。
中国の人民解放軍の心臓専門医が執刀にあたったというのですが、
個人的には、懐疑的です。
手術を受けるなら、口が堅く、技術的に信頼できる医師に依頼するはずで、
もし、手術がほんとうであれば、
篠原説のようにフランスの医師団か、
もしくは、在日朝鮮人医師が執刀したと思います。
金正恩氏には、
中国の政権に近い、人民解放軍の医師に命を預ける度胸はないでしょう。

朴氏の情報では、手術後、金正恩委員長は、
平壌市内で、北朝鮮幹部50人を招いて、パーティをおこなったのですが、
金委員長が、あまりにやせ細っていたため、
幹部は皆、絶句したといいます。

これから春先までが、昨年の収穫の備蓄が底をついて、
北朝鮮の食糧事情が、もっとも厳しくなる時期です。
武漢肺炎の情報も含め、
いろんな怪情報が飛び交う北朝鮮情勢ですが、
この先、どうなるのか、注目していきたいと思います。


今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。