さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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マスク狂奏曲その後

よしをです。
最近ようやく、ドラッグストアでも、
使い捨てマスクを普通に購入できるようになりましたが、
品薄のころから、東京の新大久保などの怪しげな場所や、
雑貨を扱う個人商店などでは、マスクが箱詰めの状態で売られていました。

中国製マスクは、日本の品質基準をみたしていない粗悪品が多く、
ドラッグストアでは扱ってもらえません。
独自のルートで仕入れられた、これらの中国製マスクは、
50枚入りで3000~5000円程度で売られていた記憶がありますが、
ときが経つと、どんどん値下がりしていきました。

1月以降、マスク製造に参入した中国企業は数万社に及び、
中国共産党指導部は、世界中にマスク外交を展開しました。
当初は歓迎されましたが、急造されたマスクは粗悪品が多く、
各国から返品の山となって帰ってきました。
最初に中国製マスクの品質に問題があると指摘し、
返品したのはオランダでした。
その後は、オーストラリア、フィンランド、カナダなどが続き、
アメリカでも中国企業60社に対して、
アメリカ市場への高性能マスク輸出許可を取り消す事態になりました。

そのような不良品や、製造超過でダブついた大量の中国製マスクが、
巡り巡って日本に輸入されてきました。
当初は、どこにも売っていない状況だったので、
少々高くてもそのような粗悪なマスクを買わざるを得ませんでしたが、
正規品がドラッグストアに並びはじめ、布マスクの普及がすすむと、
供給過多の状態になり、ついには誰も買わなくなりました。

まるでババ抜きのような状態です。
早く売り抜けた業者は得をし、
ブームに乗ろうとして遅れて参入した業者はババを掴むことになりました。
製造元の中国では、国内のマスク製造会社は大赤字を抱えていて、
ほとんどが倒産状態に追い込まれているそうです。

おそらく、次に同じ状況になるのは、武漢ウイルスワクチンです。
現在、世界中で熾烈な開発競争が繰り広げられていますが、
もし中国製ワクチンが一番乗りをしても、決して手を出してはいけません。
どうせ粗悪品に決まっています。

孔子がいう通り、
人の弱みに付け込んで、悪意のある商売をするものは滅ぶと、
相場は決まっているのです。


今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。