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レジ袋問題

よしをです。
7月1日からレジ袋の有料化が開始します。
経済産業省の説明によれば、
レジ袋の有料化によってブラスチック製の袋の使用を抑制し、
環境問題解決につながるとしています。

わたしの住む地域では、
すでに有料化にシフトしているスーパーマーケットもありますが、
7月以降、地域のすべての店舗でレジ袋が有料化になります。
レジ袋有料化は、たとえばコンビニで単品の買い物をした場合に、
これまで袋をもらっていたような人に対しては削減効果があるでしょう。
しかし一般的には、ビニール削減に寄与するかどうかは疑問です。

わが家では、スーパーのレジ袋をゴミ袋として活用しています。
自治体指定の45リットルの大きなビニール袋のなかに、
生ごみや生活ごみをレジ袋に小分けして入れています。
それによって、大きな袋の破損も防げるし、液体漏れを防いでいます。
今後、スーパーからレジ袋をもらえなくなると、
結局わが家では、ゴミ袋用のビニール袋を購入することになります。

レジ袋の有料化によって、マイバッグの持参が奨励されています。
1000円のマイバッグを買ったとして、
元をとろうとすると、200回の買い物が必要です(レジ袋5円で試算)。
わが家では、スーパーで買い物をするのは、
年間100回にも満たないので、
マイバッグの投資を回収するためには2年以上かかる計算になります。
マイバッグに2年間の使用に耐える耐久性があるかどうかは微妙であり、
結局、あえて5円でレジ袋を買う選択もあるのではないかと考えています。

コンビニで買い物をする場合、レジ袋を持ち合わせているとは限りません。
ガムやチョコレートなら必要はないでしょうが、弁当だったらどうでしょうか。
レジ袋を断って弁当を持ち帰った場合、
食べ終わったゴミはどうすればいいのでしょうか。

レジ袋などは些細な問題です。
それよりも、食材に限らずありとあらゆる商品が、
ビニール製の容器に入れて売られていることのほうがずっと切実です。
随分前のブログで記事にしたのですが、
刺身や寿司の容器に入っている緑色の「バラン」などは、
実用性は皆無ですから、一刻も早く廃止すべきだと思います。

結局、レジ袋有料化は、
店舗がサービスで渡していた袋の代金を、客が払うことになったという
単純な話に過ぎず、
環境問題に対して寄与することはないと断言できます。
行政がおこなうことは、いつも少しズレています。


今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。