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武漢肺炎にまつわる新情報について

よしをです。
これまでも西欧各国では、
飲料水に含まれる化学物質や農薬などの含有率を調査していましたが、
イタリア国立衛生研究所の調査によると、
昨年10月から今年2月にかけて採取した、
バルディア州ミラン市とピエモンテ州トリノ市の下水サンプルのうち、
昨年12月18日に採取した下水から、
武漢肺炎ウイルスのリボ核酸を発見したというニュースが入ってきました。
これが本当であれば、中国の公式発表の昨年12月末よりも前に、
すでにイタリアで感染が広がっていたことになります。
一体いつ、イタリアにウイルスが入ってきたのでしょうか。

中国政府が6月7日に発表した「新型コロナウイルス白書」によれば、
中国政府は昨年12月27日に武漢市で「原因不明の肺炎」を確認し、
1月3日にWHOに報告したとしていますが、
案の定、この報告内容は怪しいことになってしまいます。

武漢市にある中央病院周辺を撮影した、
アメリカの人工衛星の画像分析によれば、
昨年10月に、病院付近を行き来する車の数が、
急増していたことが確認されています。
これらの情報から、中国の発表した12月ではなく、
10月にはすでに武漢パンデミックが発生していたという推論が成り立ち、
中国政府も、その事実を把握していた可能性が濃厚になります。
もしそうであれば、中国は、10~12月の3か月にわたって、
ウイルス拡散を公表せず、放置していたことになります。

イタリア・ロンバルディア州には、多くの中国系企業が進出しています。
おそらく12月上旬かそれ以前に、中国人感染者がこの地域に入国し、
12月中旬からイタリア国内に感染を拡大させていた可能性があります。
おそらく同様の事態が、同時期のドイツで起こっていました。
中国企業が多く進出し、中国人コミュニティがあるNRW州で、
12月ごろから原因不明の肺炎が多発していたのです。

気になるのは、日本へのウイルス侵入時期です。
日本への中国人の入国人数は、西欧よりも圧倒的に多いはずです。
10月にはすでに中国から感染者が入国していたはずですが、
西欧のような爆発的な感染が起こっていない理由がよくわかりません。

これが山中伸弥教授の唱える「ファクターX」説です。
日本での感染が限定的である理由をいくつか推測してみると、
以前もこのブログで取り上げましたが、東アジアの沿岸一帯には、
もともとコロナウイルスによる流行性の風邪が多いことが知られており、
日本人やベトナム人や台湾人は、
コロナウイルス全般への耐性をもっている可能性が考えられます。
また個人的には、手洗いやマスクなど、
日本と諸外国との衛生観念の差異も大きいと考えています。

いずれにしても、これらは推論で、
発生源を含め、中国からの正確な情報が得られなければ、
解明することが難しいのではないでしょうか。


今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。