さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

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正月営業

 

よしをです。

 

コンビニの24時間営業や、パチンコ屋や飲食チェーンの年中無休、

百貨店の初売りは、今や常識の時代となりましたが、

とくに、正月営業について、わたしは、一家言あります。

 

今回は、日本人にとって、24時間営業や正月営業は必要なのか、

考えてみたいと思います。

 

働き方改革なども影響してか、

コンビニの24時間営業の見直しや、

飲食チェーンなどの、正月休業が増えてきています。

大変いい傾向だとは思いますが、

まだまだ満足できるレベルではありません。

 

コンビニは、まだまだ24時間営業が当たり前です。

こんなに営業しているのだから、さぞや儲かるだろうと思いきや、

さほど儲からないというのが実情です。

 

深夜に買い物に来る客というのは、

当たり前ですが、多くありません。

アルバイトの人件費をかけていては、収益があがらないので、

深夜のコンビニ店に出ているのは、

ほとんどが店主ということになります。

あるコンビニ店主によると、

コンビニの店主の平均的な収入は、500万円程度だといいます。

かれらが一体、何時間労働なのか、わかりませんが、

昼夜命を削って働いた対価としては、安すぎると思うのです…。

なぜ、深夜営業をやめないのでしょうか?

 

正月営業についても、早く、見切りをつけてもらいたいと思います。

売店が営業をやめれば、当該の店舗だけではなく、

メーカーや、物流会社の人たちも休めるようになり、

波及効果が大きくなるのです。

 

百貨店の正月営業は、福袋の販売がメインですが、

ネット通販などで買い物をする人が、

これからもどんどん増えていきますから、

人件費との比較で、収益的に意味がなくなることについて、

経営者も、やがて気づくことでしょう。

そもそもが、福袋の販売は、ただの在庫一斉セールなのですから、

わざわざ正月にやる必然性もないはずです。

 

元々、日本の社会では、

正月三が日は、誰もが平等に休養できる期間であり、

普段身に着けない晴れ着を着たり、酒を飲んだりできる、

伝統的な「ハレ」の日とされています。

したがって、商店はすべて休業するのが常識であり、

正月に食べる、おせち料理は、保存のきく食材が中心になっています。

わざわざ外で買い物をしなくても、各家庭には、

おせち料理などで、三が日分ぐらいの食糧の貯えはあるのです。

 

「営業しているから行ってみる」、という動機がほとんどなわけですから、

デパートも、遊園地も、コンビニも、みんな一斉に休めばいいんです。

誰しも、正月くらい、家族とすごしたいと考えています。

 

昨今は、インバウンドが好調なので、

売店も店を開けざるを得ないのかもしれませんが、

これこそ、法律で規制して、制限をかけるべきです。

働き方改革とかいいながら、

一方で、外国人観光客の対応のために、

われわれが働かなければならないというのでは、本末転倒です。

 

ちなみに、春節の中華圏に行けば、店なんか、どこもやっていません。

日本もそうすればいいんです。

 

 

今回も、このブログを読んでいただき、ありがとうございます。