さあ来い 卒サラ!          ~悔いのないセカンドライフを目指して~

起業とか資格とか。趣味や思い出話など いろいろランダムに

趣味について

160キロ投手

よしをです。 岩手県大船渡高校の、佐々木朗希投手が、 163キロの速球を投げたことで、注目されています。 これは、日本人投手としては、 エンゼルスの大谷翔平投手の165キロに次ぐ記録だそうです。 投手のスピードアップは、佐々木投手や、大谷投手だ…

落語家の名跡は誰のものか

よしをです。 落語を愛する者にとって、林家こぶ平の九代目林家正蔵襲名は、 大変失礼ながら、残念なニュースでした。 林家正蔵の名前は、江戸時代から続く、落語の名跡であり、 「林家」の総本家です。 襲名するためには、名前に相応しい実力を備えるべきで…

名人 八代目桂文楽の死

よしをです。 落語名人の名を、ほしいものにしてきた八代目桂文楽にも、 ついに、最後の日がやってきました。 昭和46年8月31日、国立劇場でおこなわれた、 第42回落語研究会の高座です。 文楽の出番は二番目で、演目は、「大仏餅」です。 このころ、…

幽霊画が描かれた時代

よしをです。 三遊亭圓朝は1839年生まれ。 1900年に没するまで、幕末から明治を生きた、 落語の中興の祖といわれる落語家です。 いわゆる人情噺や怪談など、講談に近い演目が得意で、 数多くの新作落語を創作したことで知られています。 舞台で、観…

救いようのない噺

よしをです。 六代目円生の「持ちネタ」に、「骨違い」という噺があります。 おそらく当時でも、円生以外には、演じる噺家はなかったそうで、 確かに珍しい噺ですが、同時に、後味もすこぶる悪く、 円生自身が、 「大して面白い噺じゃありませんが」と、マク…

盆栽泥棒

よしをです。 わたしの、ささやかな趣味のひとつが盆栽です。 といっても、大したものはありません。 いわゆる小品といわれる、樹高15センチ以内の盆栽を所有していますが、 枯らしてしまった盆栽も多く、手元にあるのは、黒松が3つあるばかりです。 花や…

六代目三遊亭円生

よしをです。 昭和の落語界において、 八代目桂文楽、五代目古今亭志ん生、六代目三遊亭円生の3人を、 名人として挙げることについては、異論はないでしょう。 わたしは、3人のうち、六代目円生が好きです。 まず、その声の美しさが魅力に挙げられます。 …

よしをです。 わたしの古陶磁のコレクションのなかに、おそらく古墳時代と思われる、 素焼き(釉薬がかかっていない)の、小さな油壷があります。 当時は、この油壷から、燈明皿に油を少しづつ移して、 室内灯として使っていたのでしょう。 古墳時代には、も…

嗜好品と習慣性

よしをです。 嗜好品とは、栄養や治療効果などを期待せず、 味や雰囲気を楽しむ食品、飲料などのことで、 コーヒーやお茶、アルコールや炭酸飲料、菓子、タバコなどが含まれます。 嗜好品を嗜むことでリフレッシュしたり、気分が高揚、リラックスするなどの…

歴史のウソ? 天草四郎

よしをです。 島原の乱は、 1637年から1638年に、現在の長崎県の天草地方を中心に、 隠れキリシタンが、数万人規模で蜂起した、国内史上最大の叛乱です。 蜂起の動機になったのは、 キリスト教弾圧への抵抗だといわれていますが、 突発的な叛乱では…

中国の贋作事情

よしをです。 中国では、長らく、骨董品の贋物づくりがおこなわれていますが、 昨今の富裕層の増加などの要因によって、 骨董品の需要が高まり、贋物製作が産業化しているということです。 中国全土で、骨董品の偽物がつくられています。 現在、全国で10万…

蒐集物の処分

よしをです。 これまで蒐集してきた蔵書や、骨董の処分はどうしたらいいでしょうか。 入手するまでのプロセスや、感動など、 それぞれ、思いが詰まった品ですから、 蒐集品は、蒐集家本人にしか、価値がわからないものです。 よく、テレビ番組で、「先祖のお…

贋物との終わりなき戦い

よしをです。 骨董を買う場面では、 常に、贋物をつかまされる危険を、想定しなければなりません。 騙されないためには、 いろんなモノ、とりわけホンモノをたくさん見ることが重要です。 とはいえ、いくら勉強しても、世の中には、きわめて巧妙な贋物がある…

江戸時代の大食い競争

よしをです。 江戸時代、泰平の世の中になり、さまざまな娯楽が生まれました。 そのなかに、現代のテレビ番組でも放送されている、 「大食い大会」がおこなわれていたことが、記録されています。 大会の様子や、ランキングが出版されると、 ベストセラーにな…

金継ぎについて

よしをです。 わたしの保有する古い陶磁器には、 キズを補修したものや、 土や水分の影響を受けて、「カセ」た状態の器物が多くあります。 あるいは、経年の細かなキズ(スレ)や、 実際に人が使用していた、使用痕のある陶磁器もあります。 むしろ、完全な…

骨董は祟るか

よしをです。 骨董品の呪いとか、祟りなどの話は、昔から結構あります。 たとえば、呪いのダイヤモンドとか。 そもそも、骨董というのは、副葬品や、武器など、禍々しいモノが多く、 わたしの蒐集する李朝陶磁などは、 以前紹介した、「暮誌」を代表に、 い…

扁壺(へんこ)

よしをです。 骨董の話です。 扁壺(へんこ)というのは、扁平な形をした壺のことで、 中国、朝鮮、日本に、それぞれ、おもしろい形のものがあります。 日本の扁壺では、 須恵器に、瓶(へい)とよばれる器体があります。 用途は、おそらく、水を入れたもの…

くらわんか

よしをです。 タイトルを見て、何の話かわからないと思いますが、骨董の話です。 江戸時代も後期になって、焼き物は、陶器から磁器に変わっていきました。 本題に入る前に、まずは、この2つの違いを説明します。 (陶器) ・自然に採取した粘土を材料にして…

李朝の珍品2点

よしをです。 李朝の陶磁器の珍品に、乳瓶(にゅうびん)というものがあります。 白磁の10~15センチほどの瓶で、 ざっくりと6面程度の面取りがされています。 子どもを産んだ母親が、母乳がたくさん出ることを願って、 初乳を絞って瓶に入れ、儒教の祠…

骨董ブログに思う

よしをです。 このブログでは、骨董を、テーマのひとつにしています。 コレクションの画像を公開したほうが、 読者の方に親切であることは充分承知していますが、 画像から、購入元なり、わたし自身が特定される可能性があるため、 大変申し訳ないのですが、…

悩ましい骨董品のサイズ

よしをです。 本来、違う目的でつくられた古物を、 転用(見立て、といいます)することを、 骨董の世界では、粋であるとしています。 たとえば、わたしが蒐集している李朝の陶磁器の場合、 ・薬湯用の壺や化粧壺を、徳利に ・燈明皿や何かの小椀を酒杯に な…

贋物を返品できるか

よしをです。 所詮、骨董蒐集は、贋物とのいたちごっこなのですが、 一般の商品のように、クーリングオフできるかどうか、 非常に微妙なテーマについてお話しします。 骨董といえども、普通の商取引と変わらないので、 商品にキズがついていた場合、それが店…

ゴルフについて

よしをです。 営業セクションに配属された新入社員のころ、 会社の先輩に薦められ(というより、強要されて)、ゴルフをはじめました。 元々運動神経には、多少の自信があったのですが、なかなか上達せず、 したがって、その面白さについても感じることがで…

趣味について⑩ ~はじめの一歩~

よしをです。 同世代もしくは先輩方と、卒サラ後の生きがいの話になると、 大概、趣味の話題になります(あとは病気の話とか)。 わたしの骨董蒐集について知る人から、 聞かれることが多いのが、 「何をきっかけに、始めればいいのか?」、 という質問です…

贋物の処分に関して

よしをです。 三流骨董蒐集家にとって、 贋作をつかまされることは、残念ながら少なくありません。 そのこと自体は、自己責任なのですが、 ひとつ、頭の痛い問題があります。 処分に困る。 贋作は、思いきって、捨ててしまってもいいのですが、 真贋不明な品…

アンティークコイン投資

よしをです。 アンティークコイン投資は、「金」投資よりも、 はるかにリターンが高いといわれています。 「アンティークコイン(以下、コイン)の投資対象は、欧米の古い金・銀貨です。 世界中に一定数のコレクターが存在するので、景気に左右されることも…

浮世絵

よしをです。 永谷園の「お茶漬け海苔」。 今は、いくらも似た商材はあると思いますが、 昔は、「お茶漬けの元」的な商品は、永谷園のものしかなく、 ほとんど独占状態だったのではないでしょうか。 その、「お茶漬け海苔」の景品についていた、 「東海道五…

趣味について⑨ ~骨董オークション~

よしをです。 海千山千の骨董業界ですが、 信頼性の高い骨董オークションも、いくつかあります。 ご紹介するのは、「古裂會(こぎれ・かい)」という京都に本部を置く、 オークションです。 開催100回を超える老舗オークションで、 個人でも自由に参加で…

趣味について⑧ ~京都の悪質骨董商とのトラブル②~

よしをです。 京都の骨董店から、突然、内容証明郵便が届きました。 当該の兎図について、 ●正式に発注を受けたので、日本中探し回って見つけた ●大変希少な作品で、代金は50万円である ●買い取れ、さもなくば、損害賠償を請求する ●当方は何度も裁判の経…

趣味について⑦ ~京都の悪質骨董商とのトラブル①~

よしをです。 以前、虎図を求めた京都の骨董店に、 李朝の民画を求めて、その後何度か訪問しました。 店主は、陶磁器についての知識は、ほとんど的外れで、 ただ、愛想だけがいい、といった調子です。 店主との世間話のなかで、 朝鮮の民家の入り口に貼られ…